2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

別所沼=遊具説/別所沼=道場説?

狭山から武蔵浦和に引っ越してきて一番良かったのは当地に別所沼があることです。私にとってはこの公園が最高の遊具なのですね。ともかく無料のエクササイズクラブですから好きなだけ運動を楽しむことが出来ます。乗りが悪いときはランニングをウオーキング…

散歩道はアジサイの季節です。

暑い! 夏日です。朝は別所沼までランニングに出掛けました。武蔵浦和の駅前から別所沼公園まで続く「花と緑の散歩道」は色とりどりのアジサイの花が目を楽しませてくれます。公園に着いて念入りにストレッチを済ませます。ゆっくりと走り始めます。けれども…

福島泰樹著『誰も知らなかった中原中也』

福島泰樹著『誰も知らなかった中原中也』(PHP新書)を一気に読了しました。読み始めたら止まらない面白さです。今回の福島さんの中也像はもっぱらこの詩人と親交のあった高森文夫の証言に基づいてフォーカスされています。その証言を追いかける福島さん…

『増補 サブカルチャー神話解体』が目に止まりました。

昨日は文教大学図書館の新刊コーナーを見ていたら宮代真司・石原英樹・大塚明子共著『増補 サブカルチャー神話解体』(ちくま文庫)が目に止まりました。著者たちの一人は文教大学人間科学部の大塚先生ですよね? 借りて帰ろうかとも思ったのですが、最近は…

ゼミ旅行の日程と行き先を決めました。

5限は4年のゼミです。今日はTさんがハンドアウトを用意してきて発表しました。テキスト5章の分析です。『三四郎』を読み解くうえでの様々な問題が学生の読みの批判を通じて展開される部分です。なかなか面白く読めました。ゼミ旅行の日程も私の独断で9…

ロメールやらテグジュペリやらで授業です。

学生食堂で早めに昼食を済ませてから研究室でメールをチェックしました。友人から北海道旅行の計画の都合を問い合わせるメールが来ていました。返信を送ってからネットでCDを一枚買いました。 午後はフランス語の授業が2駒ありました。先ずは1年の臨床心…

「ムーミンと学ぶフィンランド」

フィンランドという国は不思議な国ですね。私のゼミ生たちの中にも教育で成功した国として、あるいはムーミンの生まれた国として、この国に興味を持つ者が少なくありません。卒業生のKさんは教育現場をテーマに卒論を書きました。確か、フィンランド、イギ…

『自分で訳す星の王子さま』(三修社)を推薦します。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ著/加藤晴久注釈『自分で訳す星の王子さま』(三修社)は「星の王子さま」のファンで、なおかつフランス語でこの傑作を読んでみたいと思っている方々にお勧めの一冊です。左ページの原文に見開きで付けられた右ページ…

「ベケット読書会」を楽しみました。

朝は自宅で読書して過ごしました。少々雑用を片付けてから大学に移動しました。今日は午後の3限がM君との「ベケット読書会」です。先週に続いてAlain BadiouのBeckettをM君と読み進めました。実は昨日の日曜日に研究室に籠もって下調べを済ませてあります…

ベケットがフランス語で書いたわけは?

ベケットが母国語ではなくフランス語で作品を書いたのはなぜでしょうか?堀さんは次のように分析します。「「生きた言語」と「格闘」するベケットがあえてフランス語でものを書いたのも、言語が、つまりは身体が「不自由」である状況を描くのには外国語であ…

堀真理子著『ベケット巡礼』(三省堂)を読了しました。

堀真理子著『ベケット巡礼』(三省堂)を読了しました。エディンバラ、アイルランド、ロンドン、ロシア、フランス、ベルリン、そしてポルトガルをベケットの足跡を追って著者は大変な脚力で踏破します。(ベケットの行くことのなかったロシアも「ありえたか…

研究室までピクニックに出掛けました。

朝は自宅の居間で読書をして過ごしました。そのうちに飽きてしまったので研究室までピクニックに出掛けることにしました。駅前のスーパーでサラダとチキンの空揚げとContrexの水などを買って越谷に移動しました。出津橋まで来たら今日も元荒川の河川敷ではバ…

『自分で訳す星の王子さま』を買いました。

夏目漱石の『それから』を読んだり石原千秋先生の本を読んだり学生諸君のメールに返信を送ったり、ブログを更新したりと結構忙しく時間を過ごしました。久し振りに研究室の掃除も済ませました。さすがに午後の3時を回ると疲れが出てきて頭が働かなくなりま…

石原千秋先生の『国語教科書の思想』を読みました。

帰宅してシャワーを浴びてから大学に移動しました。今日は読書の日に充てています。研究室で何冊かの本を読みました。石原千秋先生の『国語教科書の思想』(ちくま新書)は国語という教科の目的を「広い意味での道徳教育」だと指摘した上で、学校空間では「…

今朝のランニングは12000mでした。

土曜日の朝は別所沼までランニングに出掛けました。花と緑の散歩道はアジサイの季節を向かえて色とりどりの花が咲き始めています。沼に着いたら早速、カッコウの鳴き声が迎えてくれました。先日、教育学部・特殊教育専修のY先生から、以前は別所沼の近くに…

「詩も楽譜と同じ、読まれることが演奏されること」

木曜日の文学講義で紹介した「詩のボクシング」の感想がメールで届きました。以下でご紹介しましょう。(改行を取ってしまったので原文とは少々変わってしまいました。投稿してくれたみなさん、どうぞお許しください。) 「木曜の3限の『詩のボクシング』に…

「二項対立」からテクストを解読する。

5限は3年のゼミです。今日は石原先生の本の4章を読んでいきました。K原君、K岸君、K林さんの三人が発表者です。良くできたレジュメで重要な点はほとんどカバーされていました。欲を言えば「作者」と「話者」とを厳密に区別する必要を説いた部分が触れ…

色々と忙しい一日でした。

今日は早めに大学に移動して午前中は研究室で講義録を作りました。お昼は学食で定食の副食・サラダ・みそ汁をいただきました。(ご飯は食べません。)図書館に移動して今橋映子『<パリ写真>の世紀』(白水社)、『アンリ・カルチエ=ブレッソン写真集成』…

三年生もそろそろ就職へ向けて動く季節です。

5限のゼミが始まる前にキャリアー支援課に寄って3年のゼミ生を対象にした「支援課ツアー」を申し込んでおきました。来週のゼミの冒頭30分ほどを使って「支援課の上手な使い方」をスタッフの方々から指導してもらうのです。図書館の「文献探索ガイダンス…

キャリアー支援課を利用してください。

昼休みに4年ゼミ生のH君が研究室に顔を見せました。背広にネクタイのスタイルです。就職活動の進捗状況を報告に来たのです。内定は一つ取っているのですが、本命視していた企業を最終面接で惜しくも落としたと悔しそうです。しかも会社側にH君への連絡の…