2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

午後は「文学」の講義を頑張りました。

午後の1時からの「文学」の講義では第1回から第3回までの授業で語り足りなかった部分を補足しました。とりわけ、人生を肯定的に捉えようとする「明るい漱石」の一面を漱石作品から読み取れるという話をしました。それから、NHKで放映された姜尚中さん…

今日はジーンズの軽装で移動を開始しました。

午前中は自宅の居間でノートを作って過ごしました。昨日はK先生のお宅に押しかけて楽しいお話を聞く機会があり、大いに元気づけられました。先生のお話なども思い出しながら、A4のmarumanのルーズリーフに午後の講義で話したいことを書き記してみました。…

「明るい漱石」を信じている確信があります。

先生の漱石の読み方にはいつも「明るい漱石」を信じている揺るがぬ確信があるように思われます。漱石の作品の主人公たちはおおむね「馬鹿な男」たちですね。『虞美人草』の小野さん、『三四郎』の三四郎君、『それから』の代助、『門』の宗助・・・と挙げて…

先生のお宅を訪問する日になりました。

先生のお宅を訪問する日になりました。11時には家を出て浅草に向かいました。11時50分には駒形の先生のお宅に到着しました。久し振りにお会いする先生はお変わりなく元気そうです。・・・先生のお宅は隅田川が見下ろせるマンションの最上階の見晴らし…

T君が「イタリア映画」についての発表を行いました。

午前中は別所沼まで散歩に出掛けました。運動を再開したばかりなので身体のあちこちが痛む感じがあります。メタセコイアの森の中を3000mほど歩いて帰りました。 今日も冷え込んでいます。革ジャンパーを羽織って大学に移動しました。午後の授業の開始時…

熊倉千之先生の『漱石の変身』(筑摩書房)を読了しました。

『漱石の変身』は『漱石のたくらみ』に続く著者の漱石論の第二弾です。漱石の『門』と『道草』の二作品を取り上げて、「作品」を「産む」までの若き漱石の日々が投影された作品として二作を連携させています。著者のお手並みの素晴らしさに固唾を飲むのは、…

A4のルーズリーフを使ってみました。

午後はアラゴンの『ブランシュまたは忘却』の再読に着手しました。私はアラゴンの後期小説を中心に勉強してきた人間なのですが、このところ自分の勉強が充分に捗っているとはとても思えません。不全感の中にどっぷりと漬かっているのですね。そんな状況を打…

「外界に眼を向けなさい」と声が聞こえました。

月曜日は大切な「研究日」です。本来は教員が自分の勉強や授業の下準備に時間を当てるのがその趣旨なのでしょう。気分が乗っている時には机に向かって仕事と取り組むのは怠け者の私にも嫌ではありません。けれども、この数日間、何のアイデアも浮かばない状…

「大作を目論むな」という言葉を思い出します。

ゲーテの言葉だったでしょうか。「大作を目論むな」という言葉があったと記憶しています。大きな目標は時として挑戦者を怖じけつかせ萎縮させてしまうこともあるのでしょう。むしろ身近な日々のノルマを片付けることから始めなさいと言っているのではないで…

久し振りにランニングに出掛けました。

珍しく一家四人が全員お休みです。朝方の起きぬけの時間は家人と二人でテレビなどを見て怠惰に過ごしました。(本当は新たな仕事に取り掛かるべき時なのですが、なかなかスタートが切れずに苦しんでいます。ある意味では憂鬱な状態が続いています。)・・・…

家人と二人で大宮まで出掛けました。

午後は家人と二人で大宮まで出掛けました。衣類を見ようという計画です。先ずは「UNIQLO」に寄ってシャツやブレザーを物色しました。残念ながら余り気に入ったものが見つかりません。同じビルの「無印良品」も覗いてみました。こちらでも余りピンとく…

ネットワークの調整を行うことにしました。

何とも寒い雨の土曜日となってしまいました。今日は一家四人が全員お休みとあって何とも賑やかです。私は午前中は手持ちのコンピュータを全て起動してネットワークの調整を行うことにしました。プリンタードライバーを導入していないノートパソコンにもドラ…

「マッピング」しながら読み進めてみました。

午後は空き時間が少々あります。「文学」の受講生がかなり多いために出席カードの整理にもけっこう手間が掛かります。学部、学科ごとに整理しておきました。・・・研究室の中の紙のたぐいも放っておくと際限もなく増殖していきます。不要なものはどんどんと…

Fさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。

寒い朝になってしまいました。大げさでなく2月の下旬といった感じです。9時過ぎには家を出て大学に移動しました。途中、東武線が少々遅れて北越谷の駅で待ちぼうけを食わされることになりました。 10時40分からはFさんとの「ランボー読書会」を楽しみ…

「風も良いですよ。風を写してくださいよ!」

文学の講義では熊倉千之先生の新作『漱石の変身』(筑摩書房)と前作の『漱石のたくらみ』(筑摩書房)の二冊を学生諸君に紹介しました。どちらも作品を虚心に読み取ることで漱石の声を見事に聞き取ることに成功している作品です。 今日は『吾輩は猫である』…

居間でスライドを物色して過ごしました。

午前中は自宅の居間でパワーポイントのスライドを物色して過ごしました。今日の午後の講義で何を話そうかと思いめぐらしながら「素材を選ぶ」作業です。結局、今日のハンドアウトに沿って作ったスライドを中心に話を進めることにしました。授業計画が固まる…

風景画を描いている学生諸君を見かけました。

午後は研究室で学生諸君の「個人調書」の文案を考えました。実習校などに提出する調書の台帳になるものです。意外に手間が掛かります。・・・大学図書館から借りてきた若林幹夫著『漱石のリアル 測量としての文学』(紀伊国屋書店)などを斜め読みしているう…

「ノートテイキング」の基本について学びました。

雨上がりの空が広がっています。気温も急速に上昇しているようです。1限からの授業が待っているので、早めに着替えを済ませて家を出ました。大学に着いて、先ずは研究室で1限の教材や教具を点検しておきました。 1限の「英語研究基礎演習」では「ノートテ…

OさんとKさんのお二人の発表となりました。

4限は「フランス語5」の時間です。研究室で日文4年のIさん、人間科学部4年のA君とサン=テグジュペリの『星の王子さま』の最初の部分をゆっくりと読み進めました。冒頭のレオン・ウェルトへの献辞は「大人/子供」の二項対立で読み取れますね。・・・…

河川敷は草いきれで息苦しいまでの緑です。

午前中は自宅の居間で木曜日の「文学」のハンドアウトを見直しました。ハンドアウトを元にしてパワーポイントのスライドも一本作りました。論理の流れに関しては不満足な部分も多々あるのですが、時間が足りません。時には「納期を守る」ことを優先するのも…

ネットワークで接続できるように設定してみました。

午後は自宅の居間の中にある3台のコンピュータをネットワークで接続できるように設定してみました。メインマシンのDELLは有線でインターネットに接続するようになっています。親指シフトモデルの富士通の830MG/SとPanasonicのLet’s…

大先輩のK先生にお礼の手紙を書きました。

朝は「漱石の文」をテーマにブレーンストーミングを試みました。様々な研究者の言葉が頭の中に思い浮かびますが、私立大学の一教員として学生諸君に自分の言葉で何が語れるのかが中心的な課題です。大きめの広告用の紙の裏側にキーワードをマッピングするよ…

慣れた作業ですが、やはり時間が掛かるのですね。

昼食後も休まずに仕事を続けました。A4で4ページほどの草案のテクストをワードに乗せてプリントアウトします。これに赤ペンで修正を加えていくという、いつもの作業です。慣れた作業ですが、やはり時間が掛かるのですね。大学でのさまざまな雑務・雑用の…

獰猛な気分で講義録の執筆に取り掛かりました。

毎週の土曜日は授業の仕込みのために使うつもりで空けています。それが新入生諸君のための「キャンパス探検」のプログラムで一日潰れてしまうのは、ある意味でかなり痛いのですね。できれば、金曜日の夜には来週の週間計画を描いておきたいと思っています。…

チェックポイントにやって来るグループにも波があります。

土曜日の午後の学生談話室は学生諸君の姿もまばらです。窓際のテーブルでコンピュータを使っている2〜3人のグループや奥の方のテーブルでノートを開いて情報交換を行っているグループや、十数名の学生諸君の姿があるばかりです。・・・それでもクイズの用…

「新入生キャンパス探検」の催しが予定されています。

英米科の新入生諸君のための「新入生キャンパス探検」の催しが予定されています。10ごろに家を出て大学に移動しました。学生諸君は今日は全員が午前中にコンピュータルームでCasecの試験を受験しているはずです。 11時前には大学に到着しました。1…

3年ゼミではテキストを読み始めました。

日文科のSSさんが研究室にやって来ました。昨年度に提出した『夢十夜』についてのレポートを返してもらえるかと言います。探してみたのですが、大量の紙の山のどの辺りにあるのかが即断できません。代わりに私の講義録の一つをコピーしてお渡ししておきま…

Fさんとのお喋りも大いに楽しみました。

昨日とは打って変わって寒い朝になってしまいました。久し振りにコートを羽織って家を出ました。冷たい小雨がぱらつく曇り空の朝です。10時半には大学に着いて、先ずは研究室の勉強机の上を片付けておきました。 10時40分からは相棒のFさんとの「ラン…

近代化の「明暗」について語ることから始めました。

午後の3限の「文学」では、先ず日本の近代化の「明暗」について語ることから始めました。漱石は日本の近代化が「外発的」であることに早くから警鐘を鳴らしていた作家です。明治の日本は自らの内的な動機の必然があって「内発的」に開化したのではないと言…

架空の教室の授業計画を練るのも楽しい時間です。

気温もぐーんと上昇しました。午後からの授業なので、午前中は自宅の居間で新作の講義録の種を考えました。漱石の俳句をテーマに一時間の授業が展開できないものかと考えています。参考書として坪内稔典さんの『俳人漱石』(岩波新書)や『漱石俳句集』(岩…