2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「言葉の音とイメージ」を講義しました。

昼休みには13101教室まで文学のハンドアウトを配布しに出掛けました。受講者名簿も並べてしまいます。出欠は学生諸君に付けてもらうようにしています。研究室に戻って富士通のノートパソコン、接続用ケーブル、電源ケーブル、数冊の本、USBメモリー…

ブリュネルの文章には感心させられます。

朝は早めに大学に移動して研究室に入りました。メールのチェックを済ませてから昨日の分のブログを少々書き足しました。それから研究室の紙の山を片付けて読書会の準備をしました。・・・2限はFさんとブリュネルのランボー研究書を読みました。毎度のこと…

小雨の降るなかを図書館に移動しました。

今日は90分の会議が三つありました。先ずは2限が多文化理解コースの運営会議でした。会議が終わってから学食で昨日と同じパターンの昼飯を食べました。午後の3限がキャンパス教育実習委員会、4限が文学部教育委員会と続きました。・・・図書館の司書の…

二限目で居眠りするも朝寝かな

F君は文教の卒業生です。在学中には良く私の研究室に立ち寄ってくれたものです。卒業してからも時々、メールを送ってくれます。そのF君の趣味が、詩や俳句を作ることなのです。自作の詩が産経新聞の一面に掲載されたこともあります。朝日新聞の俳句欄にも…

5限は4年のゼミです。

就職活動が続いている学生諸君も多いためか、なかなか全員出席とはなりません。今回も発表予定者の都合が付かず、私の講義が主体の授業展開になってしまいました。本当は学生諸君に主体性を発揮してゼミを運営してもらいたいので残念です。千草キムラ・ステ…

『星の王子さま』を読んでみよう。

午後の1時からはフランス語1です。今日は真面目にテキストを読み進めました。指示形容詞、冠詞の縮約、動詞vouloir,pouvoirなどの項目を学びました。最後に少しだけ、ドガのパステル画のビデオを見ました。オルセー美術館の暗い一角に大切に展示されている…

昼休みには学生諸君と面談です。

昼休みに学生諸君を呼び出しているので大学に着いて学生食堂に直行しました。早目の昼飯です。B定食の副食、サラダ、みそ汁という組み合わせで、「ご飯」は食べません。・・・昼休みは研究室に戻って教材研究と取り組みました。そのうちに呼び出しの掲示を…

朝は友人たちに手紙を書きました。

鎌倉の写真を同封しました。久し振りに自転車に乗って郵便局まで移動しました。手紙を出してから別所沼まで移動して沼のほとりのベンチで新聞に目を通しました。花と緑の散歩道を抜けて駅前まで引き返しスーパーマーケットで自転車の空気入れを買って帰宅し…

『ドゥーヴの動と不動』を読み進めています。

京都の友人N君から贈られた『ボンヌフォワ詩集』を少しずつ読み進めています。以前、狭山に暮らしていた頃には自分のものを持っていました。浦和に引っ越す時のどさくさで(何しろ大量の本を売却しましたので)行方不明になってしまったのでした。その後、…

M君との「ベケット読書会」が待っています。

午後は大学に移動しました。M君との「ベケット読書会」が待っています。M君が来るのを待ちながらメールをチェックしたり明日の語学のテキストを確認したりしました。・・・午後の1時からはM君とテキストを読みました。Alain BadiouのBekett L'increvable…

「お疲れさま」と声を掛けられました。

朝は本当に久し振りに別所沼までランニングに出掛けました。晴れ上がって鳥の声が爽やかでした。今日も十分にストレッチを済ませてから最低のスピードで沼の回りを走りました。9000mあたりで通り掛かりのアメリカ人らしい二人連れの白人青年に「お疲れ…

「新日曜美術館 伝説の版画家・菊池伶司」

夜はNHKテレビの「新日曜美術館 伝説の版画家・菊池伶司・22歳の死・銅版に刻まれた過酷な生・・・」を見ました。60年代に上智大学に通っていた菊池に3年生の時に転機が訪れたとナレーションは語ります。大学の美術研究会に一台の版画のプレス機が寄…

クローデルの「文学的価値」も凄いのですよ。

ポール・クローデルの戯曲は若いころから大好きでFOLIO版の原書でいくつも読みました。『黄金の頭』、『真昼に分かつ』、『繻子の靴』などなど大好きな作品です。(最後の『繻子の靴』は岩波文庫で読めますね。)「クローデル律」と呼ばれる独特のうねるよう…

「二人のクローデル展」を見学しました。(写真)

我が家に直行せずに川口に向かいました。「川口市立アートギャラリー・アトリア」で開催されている「二人のクローデル展」を見るためです。先ずはチケットを買い求めて早稲田大学の大隈講堂で上演されたポール・クローデル原作の『女と影』の復元公演の模様…

「父母のための一日大学」が開催されました。

文教大学父母と教職員の会主催の「父母のための一日大学」が開催されました。朝は9時半に3号館7階の文学部会議室に集合して打ち合わせを済ませました。それから13号館に移動し、10時からは13201教室で学科長の岸田先生がパワーポイントのスライ…

捨てる技術に練達したい私です。

今日は土曜日ですがマンションの「住宅部会」の会議がありました。10時から午後の1時までたっぷり3時間の会議で少々疲れてしまいました。昼飯を済ませると午後の2時です。Ottavaを聞きながら午後は本の整理をしました。古いビデオテープを40本、古い…

『老人と宇宙(そら)』と『ボンヌフォア詩集』

昨夜は5限のゼミを終えて帰路に着きました。帰宅したら、先日、鎌倉に遊びに行った二人の友人から二つの小包が来ていました。さっそく開けてみました。S君から送られてきたのはジョン・スコルジー/内田昌之訳『老人と宇宙(そら)』(ハヤカワ文庫SF)…

「隠れ澁澤ファンなんですよ」

昨日は大学に向かう途中でランボー読書会のお仲間のFさんとすれ違いました。彼女と小生と二人で言語文化研究所の共同研究に応募していたのですが、昨日、研究所の職員さんからメールが来ていました。申請が通ったのです。「共同研究、無事に通りましたよ」…

与次郎は「捩ろう(よじろう)」と読めますよね。

三四郎に色々と指示を与えては、あたふたさせるのが与次郎の役回りです。この「与次郎」のネーミングを解釈してみました。与次郎は「捩ろう(よじろう)」と読めますよね。つまり「ねじ曲げてやろう」という訳です。もうすこし言うなら「事態を紛糾させてや…

今日のレジュメは大変に良く出来ていました。

5限は3年のゼミです。今日はA君たち4名がテキストの第3章を要約して発表してくれました。特に「テクスト理論」に基づく解釈の方法に付いての部分が良くまとまっていました。発表した諸君に「どのいくらいの時間が掛かった?」と聞いたら、しばらく指で…

『パリ芸術散歩』を見ました。

午後はフランス語の授業がありました。先ずは3限の臨床心理のクラスの授業です。雨で学生諸君も元気が出ない様子なのでビデオを多めに見ました。『パリ芸術散歩』と題されたビデオでパリの美術館を紹介しています。ルーブル博物館、オルセー美術館、ピカソ…

『三四郎』を冒頭から読み直し始めました。

午前中は自宅でゼミの配布資料を作りました。千種キムラ・スティーブンさんの『三四郎』についての論文からの抜き書きをまとめたものです。それからフランス書の下訳を少々進めました。ゴミを捨ててスーパーマーケットに買い物に出掛けて帰宅して新聞の切り…

マインドマップ風に右上から時計回りの予定です。

写真は最近のやまもとのTTDT(things to do today)です。能率手帳の表紙の裏に貼り付けてあります。マインドマップ風に右上から予定を一項目ずつ書き出します。中心に書いた日付の回りを、時計回りに書き込んで行きます。余り大したことのない項目も一応…

谷川俊太郎さんの超絶技巧に感心してしまう!

昼飯は抜きで午後の文学の講義の準備に取り掛かります。今日のテーマは「言葉の音、そしてイメージ」なのですが、配布した資料の話しは後回しにして、千種キムラ・スティーブン氏の『『三四郎』の世界(漱石を読む)』の内容を紹介しました。大変に面白い本…

Fさんとの読書会を楽しみました。

今朝は昨日の教授会のあいまに「内職」して作った千種キムラ・スティーブン氏の『『三四郎』の世界(漱石を読む)』からの抜き書きを親指シフトのキーボードで打ち直してテキストファイルにしておきました。それから着替えて大学に移動しました。2限はFさ…

「授業も分割せよ」で行きましょう。

語学の授業では板書(ばんしょ)も大いに利用します。文法の説明には簡単なフランス語の文例を板書して理解してもらうのが一番です。その際に下手なマンガを描いて利用することもあります。否定の「de」、再帰代名詞、冠詞などの説明、あるいは所有形容詞の…

澁澤龍彦の『高丘親王航海記』(文春文庫)を読了しました。

7話からなる幻想奇譚で最後の2話は澁澤の喉頭ガンの手術の後に書かれたことでも読者を粛然とさせます。(声を失った著者は最後の生活を周囲の人々との筆談で補って過ごしたそうです。)けれども一読しての印象は意外に明るいものです。これは私の印象だけ…

キャリアー支援課が開催する様々な企画です。

午後は会議が延々と続きます。先ずは学科の会議です。教育実習に出掛ける予定の学生が担当の教員の元に連絡に来ないというケースが2〜3あるらしく、先生方から「困るな」という声が聞かれました。このブログを見ている諸君は実習校に訪問してくれる予定の…

濃いめの鉛筆で「心象スケッチ」を描きます。

澁澤龍彦が喉頭ガンで声を失ってからは、B4の藁半紙に筆談するという形で、周囲の人々とのコミュニケーションを取ったとのことです。その際に使ったのが、3Bの鉛筆だったと聞きました。ところが、NHKで放映された宮崎駿の創作現場のドキュメンタリー…

田山花袋の「少女病」を精読しました。

午後は1時からフランス語1の授業です。先ずは前置詞と冠詞の縮約の説明をしました。café au laitなどの現象です。それからゴッホ美術館のビデオの後半を見ました。一人前の大人として社会に出て行けなかったゴッホの悲しみが伝わってきます。それにしても…