M君との「ベケット読書会」が待っています。

午後は大学に移動しました。M君との「ベケット読書会」が待っています。M君が来るのを待ちながらメールをチェックしたり明日の語学のテキストを確認したりしました。・・・午後の1時からはM君とテキストを読みました。Alain BadiouのBekett L'increvable désir(HACHETTE)です。サルトルの言う「人間とは徒労への情熱である」という言葉も一理はあるが、言語記号の不透明性ととことん付き合っていくことが、「徒労」に対する作家の「情熱」のありかたであると読めました。(誤読かな?)この著者はベケットの中に「語る行為への執着」を読み取っている様子です。この点に関しては私も大いに同感です。・・・読書会を終えてから文教大学図書館に移動して地下2階の資料室で筑波大学の紀要「言語文化論集」(第23号)を捜しました。クローデルの『女と影』についての論文を読みたいからです。(帰路の車中で読んで昨日のビデオの筋がおおむね分かりました。)