2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大股で別所沼公園まで移動しました。

10時前にはランニングのスタイルに着替えて家を出ました。マンションを降りて駅前の広場に出ると爽やかな風が吹いています。何とか走れそうな空模様です。「花と緑の散歩道」のアジサイを楽しみながら大股で別所沼公園まで移動しました。昨夜のお酒がまだ…

松元寛氏の『漱石の実験』が大変に面白いのです。

雨が上がりました。起きぬけの時間帯はDELLのコンピュータを起動して「英語研究基礎演習」のハンドアウトを作りました。『知へのステップ』第9章の要約をA4の2枚程度にまとめて完成です。(ただし、午後には校正の作業を入れなければなりません。)…

中学校の同窓会に出掛けました。

午後は川越プリンスホテルで開催された狭山市立東中学校の同窓会に出掛けました。JRの川越駅で下車して繁華街を西武線の本川越駅まで移動しました。幸い雨も本降りというほどではなくて助かりました。会場に着いてみるとD組の面々はもうほとんどのメンバ…

一家3人で狭山と川越を歩きました。大移動でした。

家人と娘と私と、3人で墓参に出掛けました。狭山の天峯寺は鬱蒼と茂る木々に囲まれた山寺です。狭山市の駅からはバスで終点の団地まで移動してから畑の間の農道を横切って移動しなければなりません。 和尚と少々お喋りをしてから森の中の先祖代々のお墓に移…

ねじめさんは「引っ掛かるコトバを探せ」と言います。

5限は3年のゼミです。今日は『『星の王子さま』を学ぶ人のために』から、「物語のリズム」について、「言語の使用域」について、先ずはYさんの発表がありました。物語の提示様式を変化させることで、テクストの印象を強め、物語のリズムを変化させること…

Fさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。

金曜日です。2限はFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。相変わらず私は何の準備もしていません。相棒のFさんに下訳の作業を任せたままで申し訳なく思います。今日もなかなか難しい部分があるのですが、『地獄の季節』の原文に当たったり、ランボ…

Tさんが実習を無事に終えたと報告に来てくれました。

3限終了後は3年ゼミ生のMさんと研究室でお喋りを楽しみました。Mさんは読書や講義に触発されて生じた疑問の数々を一冊の厚手のノートに書き溜めています。私の研究室に来るときもノートにメモを取りながら質問をする習慣です。 私はと言えば現在、考えて…

「文学」では『それから』の前半をDVDで鑑賞しました。

木曜日です。2限のフランス語1でも昨日と同様にマインドマップの作り方を板書しながら説明しました。いつも最前列で熱心に聞いてくれるNさんが「先生! 字が間違っています!」と声を掛けてくれました。「則天去私」の「則」を「即」と書いていました。ど…

午後は二つの会議が続きました。

午後はキャンパス教育実習委員会、文学部教育実習委員会と二つの会議が続きました。大事な案件が出てくるので簡単には議論が片付きません。実習に送り出す母体としての大学は現場である小学校、中学校、高等学校に対して責任を取らねばならない立場にあるの…

マインドマップの作り方を解説しました。

朝は起きぬけの時間帯に昨夜、録画しておいたNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」をビデオテープにダビングしながら見ておきました。大阪の病院で終末患者の皆さんの介護に当たる看護士の方の仕事を紹介するものです。・・・荷物をまとめて7時半には…

5限の4年ゼミは二つの発表がありました。

3限、4限の時間帯は空き時間が出来てしまいました。加藤昌治さんの『考具』を真似して久し振りにマインドマップを作ってみました。学生の授業アンケートの用紙が手元に戻ってきています。腰の強いマークシートの用紙です。この紙の裏側を利用して「A4横…

「文学」のハンドアウトを考えて過ごしました。

午前中は自宅の居間で「文学」のハンドアウトを考えて過ごしました。なかなか考えがまとまりません。結局、2週前にも少々板書して解説した「ノモス」と「カオス」の二項対立を「探偵小説」としての漱石作品に当てはめてみようという趣旨のものになりました…

市川崑監督の『こころ』をDVDで見ました。

午後はAmazonで買ったDVDを見て楽しみました。夏目漱石原作、市川崑監督の『こころ』です。先生=森雅之、奥さん=新珠三千代、私(青年)=安井晶二、K=三橋達也というキャストです。先生の家の下女の役で奈良岡朋子さんが出ているのも驚きでし…

オナガのかん高い叫び声が静けさを引き裂きます。

梅雨の晴れ間の青空が少しばかり顔を出しました。慌ててランニングのスタイルに着替えて家を出ました。駅前の広場を抜けて「花と緑の散歩道」に出るとアジサイの花の群れが視界に飛び込んできます。オナガのかん高い叫び声が静けさを引き裂きます。心地よい…

『まんがで読破 明暗』を読んでみました。

帰宅して自宅の居間でイースト・プレス社の『まんがで読破 明暗』を読んでみました。漱石の原作の錯綜した多声的な空間がすっかり整理されて、あらすじを追うには大変に便利なマニュアルになっています。けれどもこれは「カオス」を「ノモス」に還元してしま…

今日は一日、怠けることにしました。

やっと日曜日です。今日は一休みできます。色々と片付けたい仕事も溜まっているのですが、今日は一日、怠けることにしました。コンピュータを起動して、Webで調べごとをして楽しみました。(漱石のことなどを追いかけているとキリがありません。面白いデ…

私立大学連盟の「FD推進会議」に参加しました。

上智大学で開催された日本私立大学連盟の「FD推進会議」に参加しました。全国から90名ほどの教員が集まりFD(Faculty Development=大学教員の職能開発への組織的な取り組み)についての情報交換が行われました。午後の1時からの基調講演では東海大学のM…

読書会もゼミの発表もなかなか順調な一日でした。

金曜日です。2限はFさんと「ランボー読書会」を楽しみました。今日のブリュネルのテクストはなかなか難しくて難行苦行の連続といった感じです。とりわけ抽象度の高い言葉の内実を捉えるのに四苦八苦しました。文脈をたどりつつ判断するしかないのですが、…

「知らない自分」を暴いていく漱石の手さばきが見事です。

心理学者のジョセフさんとハリーさんが考案した「ジョハリの窓」という図表があります。ネット上に色々の解説がありますので詳しくは触れませんが、この4つの窓のうちの「未知の窓」を追い掛けているのが漱石の作品群であるような気がすることがあります。…

熱心なMさんが研究室まで質問に来ていました。

木曜日の2限のフランス語1は今までに出てきた動詞のおさらいから入りました。英語のbe動詞に相当するêtre、have動詞に相当するavoir、そして第1群の規則動詞です。それぞれの動詞の基本的な用例を復習してから、基本文型を発音練習していくと案外時間が掛…

外圧によるFD推進では、大切なものが忘れられてしまいます。

1限の「英語研究基礎演習」の授業では『知へのステップ』の第8章を読み進めながら、感想文とレポートとの違いを学びました。レポートをまとめ上げるまでのさまざまなステップについても確認の作業をしました。最後に「朝日新聞」の最近の記事から「小学生…

4年のゼミはA君とK君の二人の発表がありました。

5限の4年のゼミはA君とK君の二人の発表がありました。A君の発表は「20世紀美術 変化とその影響」というテーマです。ダダイズム、シュールレアリスム、アンフォルメル・・・と様々な現代美術の流れを手際よくまとめてくれました。数週間前に437教室…

「漱石の『三四郎』はアニメにしたら面白いかも知れないね」

学生諸君を面談のために呼び出しているので、少々早めに家を出ました。大学に着いて研究室に荷物を置いてから、学生食堂に移動して早めの昼食を済ませました。昼休みには同僚のA先生と二人で数名の学生諸君を面談しました。 3限の時間帯は授業が入っていま…

大好きな『ミナ』を300円で見つけました。

午後はコンピュータを立ち上げて漱石の『それから』の周辺を色々と調べました。関連論文をスキャンした結果のバグ取り作業が案外と手間が掛かりました。新潮文庫の『それから』の方も紫色の蛍光ペンでマークをしながら3分の2ぐらいまで読み進めました。い…

大きな幸せは要らないと思ってしまいました。

朝は教材として使う予定のテクストファイルのバグ取り作業に追われました。A4で20ページほどのデータをプリントアウトして、再度、赤ペンで推敲しました。これをまた打ち直してテクストファイルが一つ完成です。結構、手間が掛かります。・・・もう一つ…

対話を通じて自分の考えが明確になります。

木曜日の「文学」のハンドアウトは様々な先行研究の内容を要約して紹介するという形式で作ってきました。言い換えれば私自身の考えを全面に押し出す形にはなっていません。漱石の存在が大きすぎて新機軸を打ち出すだけの力量が私にないことも事実です。けれ…

ゆっくりの仕事で日曜日を過ごしました。

停滞の一日とでも呼ぶべきでしょうか。テンションを上げずに、怠けながら仕事をしているうちに、気が付けば一日が過ぎてしまいました。スキャナーで読み込んだ認識結果を修正したり、講義録のファイルを整理したり、またまた新しいデータをスキャンしたり、…

午後は図書館で読書と落書きを楽しみました。

初版の『吾輩は猫である』には挿絵も入っています。描いているのは漫画家の岡本一平です。一平氏の妻が作家の岡本かの子、息子が「芸術は爆発だ」の文句で有名な画家の岡本太郎ですね。ヒヤシンスハウスのSさんに「太郎と母のかの子との手紙のやり取りが何…

ヒヤシンスハウスを訪れてSさんとのお喋りを楽しみました。

朝はスキャナーで読み取ったテクストファイルのバグを取る作業を片付けました。そのうちに講義録の一部分になるかも知れないテクストです。バグを取ってからVzのアウトライン形式のファイル「三行革命」に書き込んでおきました。 ランニングのスタイルに着…

Yさんにゼミ長をお願いすることになりました。

4限は4年ゼミ生のO君と『星の王子さま』を読みました。王様がいる星を訪れた王子さまのエピソードが続く部分です。加藤晴久先生の注釈の付いた本に助けられて順調に読み進めることができました。・・・O君はサッカーを文化論的に分析したいと思っている…