ヒヤシンスハウスを訪れてSさんとのお喋りを楽しみました。

takuzemi2008-06-14

朝はスキャナーで読み取ったテクストファイルのバグを取る作業を片付けました。そのうちに講義録の一部分になるかも知れないテクストです。バグを取ってからVzのアウトライン形式のファイル「三行革命」に書き込んでおきました。
ランニングのスタイルに着替えて家を出て別所沼に向かいました。「花と緑の散歩道」もすっかりアジサイの季節を向かえています。良い気分で別所沼公園に到着しました。
立原道造のヒヤシンスハウスを覗いてみたらボランティアのガイドをしているSさんの姿が見えました。「別所沼だより」のブログのサイトを運営している方です。ハウスを見物に来た方と対応していて忙しそうです。走った後でお邪魔することにして、先ずは沼の周りを5周ほど走りました。・・・改めてヒヤシンスハウスを訪れてSさんとのお喋りを楽しみました。・・・Sさんはハウスの書棚に並んでいる復刻版の『吾輩は猫である』を取り出して広げて見せてくれました。なるほど大変に見事な装丁です。橋口五葉と中村不折の合作なのでしょうか。上中下と分冊になった本のそれぞれに、さまざまな表情の猫たちが描かれていて見飽きることがありません。『こころ』の装丁は漱石自身が行ったと聞いたことがあります。本に対する漱石や出版社の熱い思いが伝わってくる感じがしました。Sさんとのお喋りを楽しんで帰路に着きました。(インターネットで探してみたら復刻版の『吾輩は猫である』の様子が見られるサイトがありました。以下のURLです。)

http://www10.ocn.ne.jp/~bunbun/meisakuhukoku.html