2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

午後は国立西洋美術館の「モネ 風景をみる眼」を再訪することにしました。

今日は太田紫織さんの『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(角川文庫)の新作が出ると言うので駅前の須原屋書店に開店と同時に駆け付けました。無事に平積みにされている新作を見付け、「男の隠れ家」の昔町迷宮も買い求めておきました。昼前には個人…

今日は「行きて還りし物語」に付いて考えてみましょう。

今日は「行きて還りし物語」に付いて考えてみましょう。この物語は児童文学などに多く見られる類型で、主人公(たち)が日常的世界から異界へと迷い込んで、再び日常の世界へと帰ってくるという筋を特徴としています。一例を挙げれば先ずはアーシュラ・K・…

そのまま帰るのも勿体ないので三菱一号館美術館を再び訪問することに

.アラゴンが提唱している「冒頭の一句」という概念に付いて学んでみましょう。 今日は詩人で作家でもあるフランスの文学者ルイ・アラゴンが提唱している「冒頭の一句」という概念に付いて学んでみましょう。アラゴンは「冒頭の一句」を重視しつつ、それを「…

昨日は北越谷の改札を抜けようとしていたら、黄色いオンジューム花を

.昨日は北越谷の改札を抜けようとしていたら、黄色いオンジューム花を一人の男性が配っていました。 昨日は北越谷の改札を抜けようとしていたら、黄色いオンジューム花を一人の男性が配っていました。もちろん私も一本頂いて持ち帰ることにしました。3月1…

今朝の朝刊では久し振りに篠沢秀夫先生にお目に掛かることができました。

朝日新聞の今朝の朝刊では久し振りに篠沢秀夫先生にお目に掛かることができました。私も「ヨーロッパの文学」を講義する時には先生の大著『篠沢秀夫フランス文学講義』(全6巻)を度々参照させていただいたものです。また学習院大学を定年で退職なさる時に…

物語の中の何が読者の関心を魅了し、読者を誘惑するのでしょうか?

物語の中の何が読者の関心を魅了し、読者を誘惑するのでしょうか? 人間は誰しも未知のものを理解したいという本能を持っているでしょう。我々の目の前に謎があったら、その謎を解きたいという本能もあるでしょう。不安定な状態を引きずらせる不確定要素を確…

国立西洋美術館の常設展はいつ行っても裏切られるということがありません。

午後は早めに昼食を済ませて午後12時1分の武蔵浦和発の快速新木場行きに乗りました。赤羽で乗り換えて東京都美術館で開催されている「都美セレクション 新鋭美術家2014」を観るためです。美術館に向かう前に気が付いたのですが、寛永寺根本中堂跡地に…

今日は「信頼できない語り手」という概念に付いて学びましょう。

今日は「信頼できない語り手」という概念に付いて学びましょう。アメリカの文芸批評家であるウェイン・ブースが作った用語に「信頼できない語り手」というものがあります。例えばウィキペディアでは子供の語り手、読者を騙す語り手、精神に問題のある語り手…

折しも「画家の目、彫刻家の手」と題された美術展が開催中です。

サンドイッチと玉子スープで昼食を済ませました。13時21分の新木場行き快速に乗って移動を開始しました。赤羽で乗り換えて上野、秋葉原、東京と移動しました。東京駅八重洲口の地下街を選んでどんどんと直進しました。途中で案内嬢に聴いたら、24番の…

花粉が飛散しそうな様子なので、花粉症の薬も念のため出してもらうことにしました。

常備薬が無くなってしまったので、ラムザクリニック内科まで出掛けることにしました。先ずは順番取りです。8時50分には受け付けに出掛けました。2番が取れたので内心ほっとしました。9時半からの診察開始なので自宅に戻って少々読書をして過ごしました…

論文を書く上で袋小路に紛れ込んで苦しかったことや辛かったことが色々と想い出されました。

午前中はゆっくりと私が書いた論文「ルイ・アラゴンの『ブランシュまたは忘却』を再読する」の再校を読み直しました。論文を書く上で袋小路に紛れ込んで苦しかったことや辛かったことが色々と想い出されました。けれども終わりまで読み終わってみると括弧の…

「勘之丞」という小さなお店で、3月末で退職なされる「T先生を囲む会」が開催されるのです。

昨日の午後は13時21分武蔵浦和発の新木場行き快速に乗って移動を開始しました。新宿御苑の「勘之丞」という小さなお店で、3月末で退職なされる「T先生を囲む会」が開催されるのです。何とか東京メトロ丸ノ内線の新宿御苑前駅には着いたのですが、頂い…

来年度の校務分掌に付いてなど、様々な議題に付いて話し合いました。

朝は9時44分の新習志野行きの各駅停車に乗りました。武蔵野線の車中では本も読まずに車窓からの風景を眺めて過ごしてしまいました。隣の座席の乳母車に乗った赤ん坊の寝顔が馬鹿に可愛らしかったことが記憶に残っています。新越谷ではVARIE3階の旭…

マイナスの感情が書き込まれているテクストは無数に存在します。

否定的な感情が書き込まれているテクストが往々あるものです。喪失感とか無力感とか、マイナスの感情が書き込まれているテクストは無数に存在します。初期のアラゴンの詩や散文は否定的な感情のオンパレードでした。例えばアラゴンの「廃墟に叫ぶ歌」は次の…

三菱一号館美術館で開催されている「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義」を観るためです。

昨日の夕方には別所沼まで散歩に出掛けました。花と緑の散歩道を歩き始めたところで、同じマンションに住む「髭の写真家」ことNさんに珍しくお会いしました。私の顔を見てNさんが「ずいぶんスリムになりましたね」と言うので少なからず驚きました。この頃…

結末が多義的で読者たちの一元的な読解を阻む場合もあるでしょう。

小説の中には作者が読者たちに伝えたかったメッセージが一つあるいは複数書き込まれているはずです。それをいつも読者たちは正確に読み取ってくれるとは限りません。結末が多義的で読者たちの一元的な読解を阻む場合もあるでしょう。時には作者は一義的な結…

検索エンジンの潜在能力には並々ならぬものがあるのだと痛感させられました。

朝は9時14分の海浜幕張行きに乗って移動を開始しました。研究室に着いたら教授会が始まるまで1時間ほどの時間があります。先日、大学図書館で借りてきた3冊の本を全て読み上げてしまいました。残念ながら余り強い印象を与えてくれる本はありませんでし…

「キーワーズをNOLTY(能率手帳)に書き出す」というタイトルが付いています。

昨日の午後は延々と続く会議が待っていました。3時間20分ほども続いたでしょうか。先生方に配られたお茶をかき集めて洗ってから、文学部会議室の鍵を閉めて守衛室に返却して帰路に着きました。帰宅してみたら待っていたのは美味しい夕食でした。牡蠣のオ…

ル・クレジオがフランス文化放送でピエール・ロートと対談した本を翻訳で少々読みました。

起き抜けの時間には仏壇を開けて線香を3本立てました。今日は亡くなった母の命日なのです。晩年は糖尿病を悪化させて寝たきりになっていたことも想いだしました。若くて美しかった昔の母を想いだすと晩年の病に苛まれていた母が痛々しく感じられます。朝は続…

店内には親指シフト・キーボードのマシンが所狭しと並んでいました。

昨日は昼食を済ませてから、埼京線の快速に乗って移動を開始しました。目的地は表参道の富士通専門店「アクセス」です。エレベーターで9階に登るとお店がありました。店内には親指シフト・キーボードのマシンが所狭しと並んでいました。残念ながら私が買おう…

「嗣治からの手紙」と題された作品です。画家藤田嗣治が描いた戦争画を主題とする番組です。

家人がぽつりと「明日はお母さんの命日だわ」と言いました。確かに仏壇の位牌を確認してみたら、平成9年の2月12日に母が亡くなっていることが分かりました。家人が命日や記念日などを良く覚えていることには常々驚かされていました。母の命日をすっかり…

近々富士通の専門店「アクセス」に立ち寄ってみようと考えているところです。

昨日は午前中に近くのATMまで出掛けて、共同研究費と個人研究費の金額を降ろしておきました。共同研究費に関しては全額を使ってしまったので、あとは書類を作るだけです。個人研究費に関しては、やはり親指シフト・キーボードに慣れているので、近々富士…

森見登美彦さんの『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』(新潮社)も読みました。

森見登美彦さんの『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』(新潮社)も読みました。大変に楽しかったですね。森見さんと私とは年齢はだいぶ異なるのですが同じ大学の同窓生です。森見さんが出没しているスポットは私も何度か足を運んだことのある場所が少なくなく…

先週は「ヨーロッパの文学」のレポート読む日々が続きました。

先週は「ヨーロッパの文学」のレポート読む日々が続きました。受講生が300人を越えるという大所帯で、大変でした。階段教室の13101教室で授業を進めたのですが、使い勝手の悪い教室で何度も悩まされたことを記憶しています。レポートは何とか先週7…

午後は夏目漱石の『明暗』をロッキングチェアに座って読みました。

暇を見つけてマンション1階のコンビニエンスストア「ローソン」まで週刊誌を立ち読みに出掛けました。一冊目は「週刊ポスト」です。「糖質制限を巡って議論沸騰、それでもまだ「炭水化物」食べます?」という記事でこちらは「糖質制限」に肯定的な立ち場を…

アイデアをB4の紙にマインド・マップを作って書き出してみました。

朝の起き抜けの時間にはT先生、N先生そして私の3人で共同研究をしている「日本の文学者に与えた西欧の影響」に付いてのアイデアを少々まとめてみました。共同研究では夏目漱石の『明暗』に付いて書くと決め、そのためのアイデアをB4の紙にマインド・マ…

伊坂幸太郎氏の『首折り男のための協奏曲』(新潮社)が目に止まりました。

午後は昼食を済ませてから「ヨーロッパの文学」のレポートを読みました。中文科の3年生のFさんが書いてきた「ギ・ド・モーパッサンの『女の一生』を読んで」は面白いレポートでした。主人公のジャンヌが「もうやることがない、今日も明日も、その先もずっ…

午前中には「ヨーロッパの文学」のレポートを採点しました。

日曜日の朝はゆっくりと起きました。起き抜けの時間には今日のTODOをA4の紙に書き出しました。いつものように左半分には午前の予定、右半分には午後の予定を書き出しました。具体的には朝の予定はテーブル拭き、布団畳み、ごみ捨て、「ヨーロッパの文…

ジョルジュ・ルオーの作品が5点ほどあり大いに楽しめました。

午前中は「ヨーロッパの文学」のレポートを採点しまて過ごしました。面白かったのは『コクトー詩集』に付いて書いてきたU君です。「耳」「黒人と美女」「黒奴美人」「少年水夫」「踊り子」などの詩を引用しながら、U君は見事な手さばきで、エロチックな場…

「アルファとオメガ」と言う夫婦の奇妙な物語を観ることが主要の目的です。

昨日は各駅停車の中目黒行きに乗って上野まで移動しました。上野公園の国立西洋美術館で開催されているエドヴァルド・ムンクの版画展を観るためです。「アルファとオメガ」と言う夫婦の奇妙な物語を観ることが主要の目的です。やはり素晴らしいですね。ムン…