検索エンジンの潜在能力には並々ならぬものがあるのだと痛感させられました。

 朝は9時14分の海浜幕張行きに乗って移動を開始しました。研究室に着いたら教授会が始まるまで1時間ほどの時間があります。先日、大学図書館で借りてきた3冊の本を全て読み上げてしまいました。残念ながら余り強い印象を与えてくれる本はありませんでした。教授会の時には一緒に共同研究を組んでいる日文のT先生が領収書を用意しておいてくれと言われました。もう用意してあるので先生の研究室に届けるだけで一件落着ですね。教授会も早めに終わったので、それこそ早めに帰ることにしました。新越谷駅構内の小諸蕎麦で天麩羅蕎麦を食べて昼食にしました。ふと「我はもの食う男かな」というフレーズが頭の中に浮かんだものでした。そのまま帰宅するのは勿体ないので、浦和に立ち寄って先日から欲しかった本を探してみることにしました。何でも平凡なサラリーマンが江戸の街にタイムスリップして有名な浮世絵作家たちと交わるという話だと記憶しています。キーワードは「蔦重」としか覚えていないので、そのキーワードを頼りに東口パルコの「紀伊國屋書店」、西口コルソの「須原屋書店」、そして中山道の「須原屋書店本店」の3軒の本屋さんを探索したのですが、全く「蔦重」というキーワードに引っ掛かる本はありませんでした。残念な思いで食品を少々買って帰宅しました。手持ちのノートパソコンを起動して「蔦重」で検索したら、たちまち車浮代著『蔦重の教え』(飛鳥新社)が引っ掛かってきたのですね。もちろんアマゾンにワンクリックで注文しておきました。先日も書きましたが、検索エンジンの潜在能力には並々ならぬものがあるのだと痛感させられました。今後とも検索エンジンを効率的に利用しようと思っている私です。