先週は「ヨーロッパの文学」のレポート読む日々が続きました。

takuzemi2014-02-10

 先週は「ヨーロッパの文学」のレポート読む日々が続きました。受講生が300人を越えるという大所帯で、大変でした。階段教室の13101教室で授業を進めたのですが、使い勝手の悪い教室で何度も悩まされたことを記憶しています。レポートは何とか先週7日の金曜日には読み終わり、さっそくB!bbe's経由で全ての成績を書き込みました。そうですね、成績を書き込む作業にも3時間ほどが掛かったでしょうか。例年のことですが、成績を固めてしまって一仕事を成したという達成感が強く感じられてきます。しばらくは好きな本を読んで過ごせるという安堵感も伴ってきます。実際、成績を書き込んだ2月7日の金曜日は私が愛読している美少女エマノンのシリーズ3作目が刊行される予定日でした。10時過ぎに須原屋書店に開店時間と同時に入って原作梶尾真治著、イラスト鶴田健二共著の『まろうどエマノン』(徳間文庫)を見つけに出掛けました。無事に手に入れて、自宅に戻ってさっそく読み始めました。大変に面白い作品ですっかり満足しました。この他にもレポートを書き終わってから乱読と言っても良いほど様々な作品を読み漁りました。例えば新訳版のハインラインの『夏への扉』がそれです。以前に福島正実さんの訳で読んだことは記憶に残っているのですが、小尾芙佐さんの新訳で読むのは初めてでした。福島さんの訳が1963年と言うことで、もう半世紀以上も経っているのですね。福島さんの訳も大いに気に入っていたのですが、小尾さんの新訳で読み直してみるのは楽しい体験でした。訳文が柔らかな感じで実に読みやすい訳だと感じたものでした。