論文を書く上で袋小路に紛れ込んで苦しかったことや辛かったことが色々と想い出されました。

 午前中はゆっくりと私が書いた論文「ルイ・アラゴンの『ブランシュまたは忘却』を再読する」の再校を読み直しました。論文を書く上で袋小路に紛れ込んで苦しかったことや辛かったことが色々と想い出されました。けれども終わりまで読み終わってみると括弧の「」」が一つ欠けているだけで、我ながら良く書けている論文だと思いの外、自信が持てました。
 午前10時過ぎには近くのスーパーマーケットまで食品の買い出しに出掛けました。焼酎の「黒甕(くろもたい)」25°、発泡酒のスタイル・フリー、ヨーグルト、ラズベリーのフルーツ・ソース、亀田製菓の柿の種わさびなどです。これに加えて家人から頼まれた水も2リットル容器と4リットル容器、合計の重さは6キロにもなります。重い荷物を抱えて帰宅したので、なぜか久々の充実感が感じられました。
 午後には武蔵野線東武スカイツリーラインを乗り継いで文教大学まで移動しました。英文科準備室のKさんと独仏準備室のMさんに昨日の「T先生を囲む会」のお礼を言ってから、私の研究室に移動しました。とりあえず今借りている全ての本を大学図書館に返してしまうことにして、本を片手に抱えて大学図書館に移動しました。係の人に私の論文の再校を提出しておきました。文学部紀要担当のIさんが不在だったので、念のため係の人に一カ所だけ訂正があること、訂正部分には付箋紙が立ててあることなどを念を押しておきました。地下のPCルームには8人ほどの学生がいるばかりで、何とも閑散としていました。地下の読書室で漱石関連の本を4冊ほど借りて帰路に着きました。(写真は「勘之丞」の黒毛和牛のステーキです。何とも美味しかったですね。)