私立大学連盟の「FD推進会議」に参加しました。

takuzemi2008-06-21

上智大学で開催された日本私立大学連盟の「FD推進会議」に参加しました。全国から90名ほどの教員が集まりFD(Faculty Development=大学教員の職能開発への組織的な取り組み)についての情報交換が行われました。午後の1時からの基調講演では東海大学のM先生が大学大綱化以降のFD関連の動きについて分かりやすくまとめてくれました。またご自身の所属校である東海大学での具体的な活動の事例が紹介されて興味深いものでした。
午後の2時15分から4時15分までの2時間は9グループに分かれて小教室に移動してのディスカッションとなりました。私はEグループの部会に参加したのですが、何と司会の役を仰せつかってしまい慌てました。10名ほどのグループの先生方の活発な発言に助けられて何とか2時間の長丁場を無事に乗り切りました。FD活動を学生の利益に還元していくのが本来のありかただろうという趣旨の発言が目立ちました。FD活動との取り組みもそれぞれの大学によって大きなばらつきがある印象でした。さまざまな大学での具体的な取り組みの話が聞けて興味津々でした。
4時半には再び大教室に移動して5時半まで総括の時間となりました。各グループの若手教員がグループごとのセッションの様子を6分ほどで要約してくれました。
長い会議が終わって6時半からは地下の食堂でレセプションとなりました。文教大学湘南キャンパスから参加された情報学部長のT先生と合流して大いに盛り上がりました。T先生とは何かとご縁があります。入試の仕事でご一緒する機会が多く、また夏休みなどに出掛ける「父母と教職員の会」の支部大会などでも、出先で出くわすことが時々あります。今日は全国の大学でのFDの多様な取り組みについての話を聞いたばかりです。「ぼくらの大学でもあんなことができたらいいね」と話し込みました。