OさんとKさんのお二人の発表となりました。

4限は「フランス語5」の時間です。研究室で日文4年のIさん、人間科学部4年のA君とサン=テグジュペリの『星の王子さま』の最初の部分をゆっくりと読み進めました。冒頭のレオン・ウェルトへの献辞は「大人/子供」の二項対立で読み取れますね。・・・冒頭の大人には見えない大蛇の中身にも深い意味があるようです。人の心が「見える/見えない」の二項対立も読み取ることができるかも知れません。
5限の4年のゼミはOさんとKさんのお二人の発表となりました。Oさんは「ディズニーランド」の関心があるとのことです。吉見俊哉氏の論文などを参考にして社会学的なアプローチを試みたいと言います。ディズニーランドに付いての「なぜ?」をできるだけ数多く考えてごらんとアドバイスしておきました。
Kさんは『星の王子さま』をテーマに卒論を書きたいと言います。まだ、アウトラインはできていないようです。研究書が無数にあるので参考図書を選ぶ作業から着手するのが良いかも知れません。・・・ゼミ終了後に教育実習に出掛ける予定のSさん、T君、Yさんの諸君から色々と話しを聞いておきました。「人物調書」の作成のためのデータも必要なのですね。(河川敷の草もドロノキも緑に燃え上がっています。)