東京芸術大学で「夏目漱石の美術世界展」を見るためです。

takuzemi2013-05-15

 連休中はまったりとした時間を過ごしました。ほとんど自宅に閉じ籠もって読書やテレビを楽しみました。それでも連日、A4のTODOを作成して規則正しく生活を送りました。仕事に関しては文学のハンドアウトを早めに2週間分ほど作成したのが特筆事項でしょうか。友人から送られてきた若い頃の懐かしい旅のスナップをEvernoteに貼り付けて友人たちとの会の名前「観月会」をタグに付けておきました。
 昨日は午後1時の快速で移動を開始しました。東京芸術大学で「夏目漱石の美術世界展」を見るためです。外に出てみると何とも気温が高くて驚きました。薄手のジャンパーを羽織ってきたのですが脱いで手提げに突っ込みました。車中では山崎拓己著『「ひとり会議」の教科書』(サンクチュアリ出版)を読んで過ごしました。30分ほどで上野に着いて公園をぶらぶら歩きました。東京芸術大学の方向に向かうのですが気温が高くて閉口しました。漱石の展覧会を楽しんでから上野の有名な立ち飲みの店「たきおか」に移動しました。この店で生ビールと焼酎のお湯割りをいただいて刺身やレバーの塩焼きなどを楽しみました。その都度現金で支払いを済ませるのが「たきおか」のルールなのです。

1限の英語研究基礎演習のクラスに移動しました。

 いよいよ仕事の一週間が始まります。水曜日の今日は1限からの授業が待っています。7時半には武蔵野線に乗って移動を開始しました。大学に着いて助手のMさんに弁当代1200円を支払っておきました。それから来週の演劇論と文学のハンドアウトを用意しました。これも助手のMさんに印刷をお願いしておきました。いずれも受講者数が数多いやりにくいクラスになっています。
 1限の英語研究基礎演習のクラスに移動しました。今日は『知へのステップ』(くろしお出版)の第4章「より深いリーディングのために」を学びました。具体的には3枚組のワークシートを配布して取り組む作業が中心となってしまいました。異文化理解に付いての文章を読んで250文字程度の要約を作り、それを元にして自分の考えを述べるという作業です。最後にグーテンベルグに付いてのDVDを見ておきました。
 昼休みに数名の学生たちを呼び出しています。そのために学生食堂に行く時間がありません。早めに研究室でとんきん亭の弁当を食べてしまうことにしました。血糖値を抑える薬を飲んでご飯も半分ほど食べてしまいました。「学びのポートフォリオ」も点検して学生たちを待ったのですが、昼休みも終わるころになって2名の学生たちが面談にやって来ました。
 明日の文学では夏目漱石の『虞美人草』に付いて語る予定です。ハンドアウトを読み直して明日の授業の計画を練りました。先ずはこの小説の粗筋を語ってから、このキメラ的な小説の特徴を語るつもりです。角川文庫版の『虞美人草』も出てきたので、マーキングしてある部分だけを読み直しておきました。