いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-04-13

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は「ほうせき編」で「宝石の重さは、0.2グラムごとで量った単位ばかりにを開いて答えを探したら、「カラット」で正解でした。解説には「イナゴ豆という豆のギリシャ語ケラシオン事をなかなか元になったそうだよ。この豆が約0.2グラム。昔はてんびんばかりにこの豆を載せて宝石の重さを量ったんだ。」と有り勉強になりました。それから夏目漱石の『それから』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきました。「代助は平岡が語ったより外に、まだ何かあるに違ないと鑑定した。(中略)「三千代さんはどうした」と聞いた。(中略)「子供は惜しいことをしたね。」「うん。可哀相な事をした。」(中略)「冗談いってる−−それよりか、妻が頻りに、君はもう奥さんを持ったろうか、まだだろうかと気にしていたぜ。」ところへ電車が来た」と有り漱石の展開の巧みさに感心したものでした。
 7時半に家を出て散歩に出掛けました。どんよりとした曇り空が広がっています。今にも雨が降り出しそうです。通勤客や通学生は傘を持っている人が多いですね。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指しました。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を叩いて柏手を打っておきました。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を訪れました。駅前の自動販売機で温かいお茶を買って一口飲んでそのまま散歩を続けました。「花と緑の散歩道」は桜並木の花も大方散ってしまい、葉桜になっています。別所沼に着いたら少数ですが熱心な市民がウォーキングやランニングを楽しんでいました。いつものように埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌しました。それから別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。ブランコに乗って空中を浮遊する感覚を楽しみました。自宅に帰って能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。

今日は国立西洋美術館を訪問して「マルグリット展」を見る予定です。

 常備薬が無くなってしまったので、ラムザクリニック内科に出掛けました。私が講読していない「埼玉新聞」読めるので楽しみです。選挙の結果が発表されていて私の投票した人は当選していました。血圧も許容範囲で安心しました。常備薬も取り揃えて貰えて安心しました。花粉症の薬のクラリチンも貰っておきました。一先ず安心が出来ます。
 12時21分の新木場行きで移動を開始しました。今日は国立西洋美術館を訪問して「マルグリット展」を見る予定です。二度目になるのですが、謎めいた作品の数々は読解を拒否していて、飽きることが有りません。国立西洋美術館で二階の会場に入ると「女たち」が有り、茶色の髪をしていて恥毛も茶色です。顔は描かれていないので表情は分かりませんでした。「一夜の博物館」は四つの部分に分かれていて、手、トマト、謎めいたピンクの色から成っていてピンクの中には笑顔らしいものが認められます。パネルに寄ると、あのばかげた精神の総体と、私が断絶したことを示す最良の証拠だったのですと有り不条理の感覚を感じたものでした。「言葉の用法」は白い絵の中にcanon,arbre,corps de femmeなどの言葉が書き込まれていて背景には煉瓦の壁が見えます。「透視」はマグリット自身が鳩を描いている構図で絵の中に鳩が居て、左のテーブルには卵が置いてあります。謎めいた絵で絵の目的は分かりませんでした。「前兆」は大きな穴蔵から外を見た光景で外には急峻な山が連なっています。手前には木立ちが有り無意味を表しているのかなと思いました。「生命線」は上半身が青い色で染められた女性の裸体画で下半身は普通の肌の色をしています。傍らにはライフルが有って生の儚さを表しているのではないかと思いました。謎めいていると言えば「恋人たち」もその一つですね。白い布を被った恋人たちが接吻をしているのですから、表情も全く分からないので戸惑いを覚えたものでした。「生命線」のポストカードが見当たらなかったのが残念でした。