2限は読書会、3限は「文学」の講義です。

Fさんとランボーの研究書を読みました。少しずつ訳文が柔らかになっているのが分かります。勉強家のFさんですが、大学でも英語を教えています。春学期には新しい科目が一つ増えるとのことで、そちらの勉強も大変です。・・・3限は文学の講義です。アラゴンシュルレアリスムからレアリスムへの変貌の経過を、教材提示機で写真をスクリーンに映しながら話しました。レアリスム時代の「小説は認識のための装置である」という考えを紹介しました。この視点から、例えば芥川龍之介の『蜜柑』を読むと、どう読めるかという展開で話を進めました。パワーポイントのスライドは余り使いませんでした。