元荒川の自然を我は愛す。

takuzemi2007-06-12

元荒川が濁っています。まるで泥の川です。先日の豪雨が水位を上げて、さまざまな廃棄物までもが川岸に流れ着いているのです。この川は、それでも「越谷で一番美しい風景」だと「守る会」の人々は書いています。私もこの風景は絶対に後世に残すべきだと思っています。「川岸のブルースマン」のハーモニカが先日は聞こえてきました。出津橋を渡っていたら黄色い蝶が目の前を通り過ぎました。えもいわれぬ心地よい風が元荒川からは吹いてくるのですよね。川岸のベンチに座って一休みすると、しみじみと川の存在の有り難さを感じます。文教大学の置かれている環境が「牧歌的空間」だからこそ、学生諸君も、おっとりと学生生活を満喫していられるのではないでしょうか?(増水した元荒川を眺めていたら、ランボーの「労働者たち」を思い出してしまいました。「イリュミナシオン」の中のアンリカが出てくるあの散文詩です。)