「先生の助手」プログラムの説明会です。

9月に「先生の助手」プログラムで小学校に出掛ける諸君を集めて先輩の体験を聞く説明会を開きました。Kさんは一年生のクラスを担当しました。小学校教員の仕事は「苛酷な体験」だと言います。一日中立っているのが、体力的にも辛かったと言います。Kさんの注意点は3点あります。1.「常にメモを取る」、2.「常に笑顔でいる」、3.「分からないこと、困ったことは先生に相談する」の3点です。
Hさんは二年生のクラスを担当しました。具体的な課題という問題意識を持って体験プログラムに臨んだと言います。「生徒たちへの先生の声かけを学びたかった」と言います。「先生から(技術を)盗んでこよう」という心掛けで臨んだと言います。
三年生のクラスを担当したSさんは3クラスを色々と見て回ったそうです。教室の後ろの棚が雑然としていて、棚の後ろも汚れているクラスは雰囲気も良くないと言います。
もう一人のSさんは四年生のクラスを担当しました。生徒たちの下校した後にも沢山の仕事が待っている教員の仕事を実感したと言います。「すきま時間」を利用して採点などの仕事を同時並行で片付けていく現場の先生の仕事を良く観察してきた印象です。
5年のクラスを担当したUさん、6年のクラスを担当したKさんと発表は続きます。Uさんは「得意技を身につけていくと生徒に受ける」と面白い情報を語ってくれました。Kさんは「静かな子、目立たない子が影に隠れる」のに注目しました。それに対して声を掛けていく教師の目配りも見逃しませんでした。楽しい二時間の発表会でした。