今日は西美の常設展の写真を私のデジタルカメラに収めてくるのも目的の一つです。

 昼前には駅前の須原屋書店に足を運びました。文芸書などを物色したのですが、なかなか買いたいと思う本が見当たりません。方向転換をして、新書の棚を見てみたら面白そうな本が2冊ほど見つかりました。中野京子著『名画で読み解くブルボン王朝12の物語』(光文社新書)と布施英利著『色彩がわかれば絵画がわかる』(光文社新書)の2冊です。いずれも美術系の本で私の西洋美術史を学ぶ旅もまだまだ続きそうな感じです。
 国立西洋美術館が明日からしばらく正月休みに入る予定だとiPad 2で調べていたら分かりました。今日はまだ開館しているはずなので、無料で入れる常設展に行ってみることにしました。中野さんの『名画で読み解くブルボン王朝12の物語』をユニクロの手提げに放り込みました。今日は西美の常設展の写真を私のデジタルカメラに収めてくるのも目的の一つです。あらかじめフラッシュが発光しないように設定して武蔵浦和駅発の快速電車に乗り込みました。チケット売場では例のごとくに住民基本台帳カードを提示して無料の当日券を頂きました。常設展は最近は何度も観ているので重点的に重要な作品だけを鑑賞しました。例えばジャン=フランソワ・ミレーの『春(ダフニスとクロエ)』やピエール=オーギュスト・ルノワールの『アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)』などの作品です。ムンクの『マドンナ』も楽しんでおきました。デジタルカメラでの撮影はおおむね上手く行ったようです。今日の私のブログには『アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)』を張り付けておくことにしましょう。私のお気に入りの一枚です。