昨夜は息子も仕事から早めに帰って来たので、一家で一緒にテレビを観てしまいました。

takuzemi2013-12-28

 昨日は国立西洋美術館から帰ってから、古いXPマシンのデータを外付けハードディスクにセーブしました。日記のデータやマイ・フォルダーのデータなどです。デジタルカメラの写真のデータが大量にあるので、初回は一時間近くの手間が掛かりました。それを私のノートパソコンに移動したら、意外と時間が掛かりませんでした。10分ほどで作業が終わってしまいました。新型の外付けハードディスクの性能が良いためでしょうか。意外な結果にあっけに取られてしまいました。
 昨夜は息子も仕事から早めに帰って来たので、一家で一緒にテレビを観てしまいました。テレビ朝日の「Mステ・スーパーライブ」です。SMAP、EXILE、AKB48や私のお気に入りのももいろクローバーZなど錚々たるメンバーが出演しているのですが、私に取って大変な発見がありました。西野カナさんの歌声が私の魂の琴線に触れたのですね。家人も西野カナさんの歌声を大変に高く評価してくれて、「この人凄く上手いね」という大絶賛の声の合唱となったことでした。
 昨夜は夜の9時からはチャンネルを日本テレビに切り換えて宮崎駿監督・原作・脚本の「風の谷のナウシカ」を観てしまいました。やはり、このドラマの主眼は清楚で潔癖なナウシカという少女の造形にあるでしょう。その存在と対照をなすのは「腐海」(「腐海」は感情レベルでは「不快」に通じることは明らかです。)という悪を想定したことでしょう。二項対立と言ってしまえばそれだけのことですが、宮崎駿氏の人生観までもがこの対称形の中に読み取れると思います。息子の要望でこの映画をDVDに録画してみたのですが、どうやらチャンネル設定が済んでいなかったらしく、残念ながら録画には失敗してしまいました。

本を読む気にもならないので、日暮里の谷中銀座まで遊びに行くことにしました。

 冬休みを送るうちにすっかり怠け癖が付いてしまいました。本を読む気にもならないので、日暮里の谷中銀座まで遊びに行くことにしました。列車はほとんどが休日ダイヤになっていて、埼京線京浜東北線もやって来るのは鈍行ばかりです。先ずは赤羽駅構内のBOOK EXPRESSを覗いてみたら面白そうなコミックが目に止まりました。上村五十鈴さんの『星の案内人』(芳文堂)です。「小宇宙」と題されたプラネタリウムのオーナーの老人が毎回現れます。そして悩みを抱えた若者たちに癒しを与えるという物語なのですね。なかなか清々しいコミックで気に入ってしまいました。
 日暮里の改札を出て先ずは御殿坂をゆっくりと登りました。坂を登ってから月見寺(本行寺)に立ち寄ってみました。一昨年の春に大学院の友人たちと立ち寄った場所です。4月のことで満開の桜も楽しめたのですが、今年はその友人たちともまだ会っていません。何だか寂しいですねえ。夕焼けだんだんの坂を降りて谷中銀座の路地に入ったら、人々が大勢詰めかけているので驚きました。中には外国からやって来たらしい人々も多く見られます。お土産が欲しくなって、ある店で柚子胡椒の瓶詰めを買っておきました。家で待っている筈の家人へのプレゼントとするつもりです。朝倉彫塑館に立ち寄って、料金を払って館内に入りました。最初の展示室の「墓守」の表情が素晴らしいですね。何だか永遠と言えるほどの長い時間を凝視しているような印象を与えられてしまいます。色とりどりの鯉たちが住む池や、和風の部屋の数々を見学して朝倉彫塑館を後にしました。今日はお天気も絶好調で良い散歩を楽しむことができました。