いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-07-26

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は「はなび編」で「花火大会で「たまや」「かぎや」って叫んでいる人がいたよ。何のことかな?」と有り花火を作る人の事を呼ぶ名前ではないかと思ったのですが、新聞を開いて答えを探したら答えを探したら「昔の花火職人の名前」と有り大筋では間違っていませんでした。解説には「江戸のまちで花火大会が始まった18世紀、観客が当時の銘職人玉屋市郎兵衛、鍵屋弥兵衛の名前を叫んだのが始まりなんだ。」と有り、なかなか勉強になったものでした。それから鷲田清一さんの「折々のことば」目を通しておきます。今日はパスカルの「二つの行き過ぎ。理性を排除すること、理性しか認めないこと。」と有り、解説には「憎悪をまるで正義のように語るときも、ひたすら合理的に語るときも、人の理性はうまく機能していない。非合理に流されないために理性はあるが、もう一方で、合理から漏れ落ちるものをすくい上げるためにも理性はある。そういえば、ドイツ語の「理性」は(Vernuft)の原義は「聴き取る」ということにある。「パンセ」(前田陽一・柚木康訳)から。」と有りました。それから「天声人語」に目を通しておきます。今日は詩人の堀口大学さんが取り上げられていて、関容子さんの『日本の鶯』も取り上げられていて、私の愛読書の一冊が紹介されていて嬉しく思ったことでした。
 6時35分に家を出て散歩に出掛けました。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指します。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を叩いて合掌をしておきました。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を目指します。駅前の自動販売機で冷たいお茶を買い一口飲んでそのまま散歩を続けます。別所沼に着いたらランニングやウォーキングを楽しむ市民が市民が大勢居ました。いつものように長谷川かな女の句碑「曼珠沙華あつまり丘をうかせけり」を味わってから埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌し別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。風の神エベーカトル・ケッツアルコアトルに挨拶をしておきました。ブランコに乗って空中を浮遊する感覚を楽しみました。自宅に帰って能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。

川越市立美術館で「ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」を観賞しました。

 11時28分の快速川越行きで移動を開始しました。車中では今日は本は読まず、ぼんやりと窓外の風景を眺めました。それから雲の形が面白いですね。四年生のゼミと三年生のゼミも全員最終レポートを出してくれて嬉しかったですね。川越で下車して市役所行きのバスに乗りました。今日は川越百万灯祭で迂回運転となり知らない街並みをバスは走りました。市役所前で下車して川越市立美術館で「ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」を観賞しました。「ボリス」が有りボリスは元気なクマの男の子。森に住んでいて山登りや雪遊び、舟を作ったりと、冒険が大好きです。ボリスのそばには、ソバカスがかわいい女の子のバーバラがいます。2人はとても仲良しで、あわてん坊のボリスの失敗を、しかり者のバーバラが見守っています。「ポピーさん」はやさしいブタの女性です。グランディと一緒に料理を作ったり、洋服のお店を開いたり、時にはひとりで旅にも出かける魅力的な大人の女性です。ディック・ブルーナは「ブラック・ベア」シリーズでフランスの作家ジュルジュ・シムノンの「メグレ警部」シリーズの「パイプ」使って表紙のデザインをしています。「メグレ警部」は世界中で愛読されています。」と有りました。ブルーナがメグレのパイプをデザインしたことに驚いたものでした。ディック・ブルーナの絵本はどれも正面向きのキャラクターが描かれています。ブルーナに寄ると「正面向きの絵というのはうれしいときにもかなしいときにも読者のこどもたちと正直に対話したいという気持ちのあらわれなのです」と有りました。川越市立美術館コレクションでは岩崎勝平の「島の軽子達」は軽子が寝そべっていて楽しそうなポーズをしていました。斉藤美与里の「苟薬」は派手に赤い苟薬が花瓶に生けてありました。川越市立博物館で「妖怪展」も観賞しました。「袖引き小僧」の復元模型が有り夕方路地を通ると後ろから袖を引く者がある。驚いて振り返ると誰もいない、あるき出すと又引かれる。」と有りました。それから徒歩で川越の本丸御殿、三芳野神社、それから私の母校の埼玉県立川越高校の大きな楠木を眺めておきました。それから大正浪漫通りを抜けて街は川越百万灯祭でお祭モードでした。浴衣の女性も多かったですね。