川越市立美術館で「ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」を観賞しました。

 11時28分の快速川越行きで移動を開始しました。車中では今日は本は読まず、ぼんやりと窓外の風景を眺めました。それから雲の形が面白いですね。四年生のゼミと三年生のゼミも全員最終レポートを出してくれて嬉しかったですね。川越で下車して市役所行きのバスに乗りました。今日は川越百万灯祭で迂回運転となり知らない街並みをバスは走りました。市役所前で下車して川越市立美術館で「ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」を観賞しました。「ボリス」が有りボリスは元気なクマの男の子。森に住んでいて山登りや雪遊び、舟を作ったりと、冒険が大好きです。ボリスのそばには、ソバカスがかわいい女の子のバーバラがいます。2人はとても仲良しで、あわてん坊のボリスの失敗を、しかり者のバーバラが見守っています。「ポピーさん」はやさしいブタの女性です。グランディと一緒に料理を作ったり、洋服のお店を開いたり、時にはひとりで旅にも出かける魅力的な大人の女性です。ディック・ブルーナは「ブラック・ベア」シリーズでフランスの作家ジュルジュ・シムノンの「メグレ警部」シリーズの「パイプ」使って表紙のデザインをしています。「メグレ警部」は世界中で愛読されています。」と有りました。ブルーナがメグレのパイプをデザインしたことに驚いたものでした。ディック・ブルーナの絵本はどれも正面向きのキャラクターが描かれています。ブルーナに寄ると「正面向きの絵というのはうれしいときにもかなしいときにも読者のこどもたちと正直に対話したいという気持ちのあらわれなのです」と有りました。川越市立美術館コレクションでは岩崎勝平の「島の軽子達」は軽子が寝そべっていて楽しそうなポーズをしていました。斉藤美与里の「苟薬」は派手に赤い苟薬が花瓶に生けてありました。川越市立博物館で「妖怪展」も観賞しました。「袖引き小僧」の復元模型が有り夕方路地を通ると後ろから袖を引く者がある。驚いて振り返ると誰もいない、あるき出すと又引かれる。」と有りました。それから徒歩で川越の本丸御殿、三芳野神社、それから私の母校の埼玉県立川越高校の大きな楠木を眺めておきました。それから大正浪漫通りを抜けて街は川越百万灯祭でお祭モードでした。浴衣の女性も多かったですね。