午後は「文学」の講義がありました。

大ホールとでも呼んだ方がよい13101教室での授業です。教材提示機やノートパソコンを使うためのコンソールが意外と使い勝手が良くないのです。授業展開に悩みます。今日は「人間とはなにか?」という問いに答えるものとしての小説というテーマで話しました。バルザックスタンダールの時代の大小説を語りました。途中で脱線して田中五呂八の川柳を紹介しました。(これも言葉による世界認識の一形態です。)
オルガ・ベルナールの言う「始まりと終りとを持った物語の形式」というものも考えてみると不思議です。物語が時間をどんなふうに構造化するのかという具体例は連休明けの課題となります。