先日の「文学」で見たビデオの感想が集まりました。

宮崎駿のビデオを見て】撮り始めた頃は、映画関係の事は何もやらず、まるで私生活を見て、あの監督はどんな暮らしをしているのか?という感じのものでした。それを見て、宮崎駿の性格は人懐っこい、自分の作った物を人に見せたがる、子供っぽい人だなと思いました。でも、そこがきっとジブリというものを作り出すのに、必要なものなのかもしれないと思って見ていました。
しかし、映画作りが迫ると、急に不機嫌になり、頑固者のお爺さん、大人らしい、子供とは違う、大人と言っていいのか解らないが、幼さが消え、その時点で彼が一つの作品に見えた。後は、自分自身を絵にし、アニメーションにし、映画にする。そんな感じの印象を受けたのです。最初の頃の、遊びが消えた、という感じでした。それを見て、本当の、本物だ…と実感できると思います。
山本先生が言ったように、きっと、目の前に現れたのなら、一目で宮崎駿!と解る気がします。宮崎駿は、もうそろそろ引退みたいな事を言っていましたが、これからも映画を作り続けていくのだと、今回のを見て、確信しました。宮崎駿は、映画を作る為に、子供らしさと、大人の思考を持っていると、思いました。(日文一年Aクラ:U君)



やっと宮崎駿のビデオ見られて良かったです。
友達と見たいね〜ずっと期待していました。


私はトトロが大好きなんです!!!
所沢のモデルになった場所に行ってみたいです!!!

宮崎駿さんは自分の世界観を表現しているだけかと思っていましたが、観客のことを考えて観客の頭でもついてこれるように構成をあんなに考えていたんだと思いました。
宮崎駿さんの作品は見る年齢層が幅広いからですね。
子供なんかは絵で感じ取るものの方が多いと思います。
トトロは何回見ても面白いです。小さい頃に見た印象と今見た印象、歳と回数を重ねるにつれて違うものが感じ取れ、色々な発見があると感じています。

駿さんはすごい!!!(日文 Sさん)


プロフェッショナルを見た感想        この番組で正直、宮崎駿監督のイメージが変わりました。ジブリ作品から想像する監督は『優しく、おっとりとしている』でしたが、実際は短気で怒りっぽい人でした。映画を見て、家族で「環境破壊について訴えたいのかな?」などと話していたのが馬鹿らしく、監督は何も考えていませんでした。ただ『理屈じゃない、子供には分かる。子供は理屈で考えてないから』という言葉に共感しました。見たままに感じ面白いかつまらないかを決める子供たちが喜ぶ映画を作り続ける監督は、自分が書きたい絵から繰り広げられる楽しい世界を必死に子供たちに見せようとしているだけなのだと感じました。監督が必死に作った映画だからこそ私たちは引き付けられ、ジブリ世界にのめり込んでしまうのだと思いました。
(中文1年 Kさん)