午後は研究室でしばらく作業しました。・・・

漱石を読み始めたら面白くて止まりません。来年度の「文学」の講義は、読者に多様な読みの可能性を許容する漱石の『三四郎』を前面に押し出すかたちで、全面的にリニューアルを図ろうかと思っています。そのための決心を固める意味で、構想ノートを新たに一冊作っておきました。以前、ブログで紹介した千種キムラ・スティーブンさんの著書などからの抜書きを「Wzエディター」のアウトラインで貯めていこうと思っています。今日は小森陽一先生の『漱石を読みなおす』(ちくま新書)のデータをスキャナーで読み取ってファイルしたりして時間を過ごしました。土曜日の3号館の7階はひと気もなくて静かなものです。お若いA先生が土曜日もお仕事で研究室に篭っている様子です。