ベケットの原書を11冊も見つけました。

早めに大学を後にしてお茶の水に向かいました。今日は神保町の古書街を散策するつもりです。お茶の水橋口改札を出て明治大学の前の長い坂を下ります。東京マッキントッシュ・ユーザーグループ(TMUG)の例会に通っていた「マックフリーク」だった昔を思い出しました。この辺りのビルで月に一度の例会が有ったのです。富士見坂から古書街に抜けて、まずは八木書店に寄りました。いきなり漱石の研究書がずらりと目の前に並んでいます。小森陽一石原千秋編『漱石を語る』(1・2)(翰林書房)、「漱石研究」(第2号)(翰林書房)などを買い求めました。次に小宮山書店の2階でフランス文学の棚を見ました。ベケットの『モロイ』の訳本を見つけました。田村書店の2階では何とベケットの原書を11冊も見つけました。最近放出されたお宝らしく、全て買い求めて帰路に着きました。これは研究室の本棚に並べておいて、M君にも自由に読んでもらうようにしておきましょう。