江部康二・高野邦子著『糖質制限食 夏のレシピ』をお勧めします。

takuzemi2007-07-11

このブログをご覧の皆さんの回りには肥満やメタボリックシンドローム、あるいは糖尿病で悩んでいる方はありませんか? 私のブログで何度か紹介した京都の高雄病院理事長の江部康二先生がまたまた新しい本を出しました。江部康二・高野邦子著『糖質制限食 夏のレシピ』(東洋経済新報社)です。今回の本も先生の主著である『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』で展開された理論を継承して糖質制限食の本質を分かりやすく解説しています。特に食後の血糖値が糖質の摂取によって急上昇するグルコース・スパイクの現象や食品によって血糖値の上昇のスピードが異なるというグリセミック・インデックス(GI値)などの概念が理解しやすい形で展開されています。もともと糖質制限食の理論は宇和島の医師・釜池豊秋先生によって提唱されたものですが、江部先生はその具体的な展開を医療の現場で実践していらっしゃいます。(もちろん釜池先生も現場での実現に力を注いでいらっしゃいます。)