施餓鬼に出掛けました。

takuzemi2007-07-23

以前住んでいた狭山市の天峯寺まで施餓鬼に出掛けました。菩提寺は鬱蒼と茂る樹々に覆われた田舎の山寺という感じのどっしりとしたお寺です。少々遅れて着いたのでもう読経が始まっています。境内も檀家の人々で一杯に埋まっています。お香の香りが立ち込めていて梅雨の空気もいくらかひんやりとします。やがて読経が終わりに近付き、大勢の檀家の人々が順番に焼香を済ませます。本堂の中には近在から集まった坊さんたちが20名ほども読経を続けています。和尚は日頃は軽口を叩くお喋りな人なのですが、今日はばかにかしこまった面持ちです。施餓鬼が終わってから塔婆を受け取って墓地に移動しました。