介護施設等体験のオリエンテーションの時間です。

午後は研究室で明日の講義で使う提示機用の「看板」を作って過ごしました。パワーポイントを使う手もあるのですが、小回りの利く提示機も捨て難い感じです。講義のアウトラインを大きな文字でプリントアウトして提示機に乗せて使います。・・・そのうちに4時20分からの介護施設等体験のオリエンテーションの時間がきました。8号館の8501教室に移動して仕事の開始です。大教室は学生諸君で一杯です。教育学部のH先生の司会でオリエンテーションが始まりました。最初はすでに体験を済ませてきた先輩のA君から施設での体験の具体的な話を聞きました。相手とのコミュニケーションを密にすることの大切さを強調してくれました。次にH先生の用意した施設のビデオを見ました。大田区にある特別養護老人ホームの中で働くSさんの仕事を紹介するものです。最初はソーシャルワーカーを目指していたSさんは卒業を前にして介護の現場を知らなければワーカーの仕事もできないのでは?・・・と考えたと言います。そして先ずは介護の仕事をと現場に飛び込んだのです。おむつが必要だった90歳を過ぎた入所者が自分で便座に座れるようになるように指導するなど「人間の尊厳」を求めて真摯に仕事と取り組んでいることが良く分かる素晴らしいビデオでした。私も初めて見たものですが、勉強になりました。ビデオの後でH先生から施設での体験に当たっての注意次項の説明がありました。
後半は二つの教室に別れて移動してから実際に申請書に必要事項を記入して提出するまでの作業を教育支援課実習係のNさんの指導で行いました。最後は実習委員のU先生のお話でオリエンテーションを終えました。申請書と出席カードを提出してから学生諸君は退出となりました。(北越谷のあちこちで残菊を見かけます。写真も黄色の残菊です。)