日文科の卒論発表会を覗いてきました。

takuzemi2008-02-05

朝はゆっくり大学に移動しました。今日は日本語日本文学科の卒論発表会に顔を出すことになっています。漢文学近代文学、古典文学、国語教育学、書写書道教育、日本語学、日本語教育学、多文化理解の各研究室から8人の発表者が発表を行う予定です。私も採点の仕事などが山積みになっているので後半の4人の発表だけ覗かせてもらいました。書写書道教育の研究室のAさんの「楷書の研究−『九成宮醴泉銘』は果たして「楷書の極則」と言えるのか−」、日本語学研究室のNさんの「「沖縄の若者ことばにおける伝統的琉球方言の変化−「ジラー」を中心に−」、日本語教育学の研究室のWさんの「日本語教育におけるインターアクションの効果について」、そして最後は多文化理解コースで私のゼミ生のTさんの「日本と他国の異類婚姻譚比較−日本らしい『美女と野獣』型とは−」という4人の発表です。どの発表も熱のこもった大変にスリリングなもので大いに楽しめました。
午後は研究室に籠もってFrance CultureのChanson Boum !を聞きながらフランス語のテストの採点を1クラス分だけ片付けました。4年生の諸君の成績提出の締め切りが2月12日に迫っています。「ヨーロッパの文学」のレポートは4年生のものだけ抜き出して自宅に持ち帰ることにしました。(今日もカモメたちが出津橋の上の電線に並んでいます。居心地が良さそうです。)