本当に久し振りの「ランボー読書会」です。

takuzemi2008-02-14

南越谷の駅で電車を降りたところで、人間科学部のO先生にお会いしました。終末期の患者さんを対象にしたカウンセリングを病院では専門にしている方です。大学では心理学を教えています。JRの中でお見かけするとたいていは膝の上に小さなノートパソコンを乗せて一心にキーボードを叩いているのが常です。・・・地方入試やA日程の入試のときに監督をした体験談をお互いにお喋りしながら大学までご一緒しました。
10時40分からは本当に久し振りの「ランボー読書会」です。私の方は忙しさに追われて何の準備もしていないので心配をしていました。幸いなことに相棒のFさんが頑張ってブリュネルのテクストの下訳を作ってきてくれました。これをたたき台にテクストを読み進めました。自我の独自性と生の肯定を希求する魂が、いかにして「世間」のわだちに落ち込まずに生きていけるのかというランボーの叫びを、ブリュネルが深く理解しつつ書き綴った文章であることが強く感じ取られました。今日は大いに乗った気分で読書会を楽しむことができました。