『手は外部の脳髄である』

午後の4時20分からの5限は「多文化理解コース4年ゼミ」の授業です。今日から本格的に学生諸君の発表を中心に据えたゼミ運営を行っていく予定です。今日はNさんとHさんが発表をしてくれました。Nさんの発表は「異郷」についてのものです。浦島太郎のたどり着いた場所がどんな所なのかをテクストに従って語ってくれました。Hさんはチベットの鳥葬についてのものです。チベットの宗教的なテンションの高さに注目すると新たな切り口が見つかるかも知れません。お二人とも面白い発表でした。o(^0^)o・・・ゼミ終了後にOさんが卒論の題目を考えるのに苦労していると相談に来ました。「頭の中にあるアイデアをすべて紙の上に書き出してごらん。ブレーンストーミングをやってみるんだ。カントだったかも『手は外部の脳髄である』と言っている。まずは手を動かしてごらん」とアドバイスしておきました。