健康診断と午後の会議で一日が過ぎました。

takuzemi2008-05-14

普段なら英語研究基礎演習のある水曜日なのですが、今日は「新入生歓迎スポーツ大会」で一日休講となっています。その代わりに教職員には健康診断のメニューが入っています。午前中には胸部レントゲンや心電図検査、眼底検査などのハードルを乗り越えななければなりません。血圧は毎回、私にとっては苦手なメニューです。それでも何とか11時前にはすべての検査を終えて研究室に戻りました。(スポーツ大会の学生諸君には気の毒な寒い天気になってしまいました。それでも体育館の前には大勢の学生諸君が集まっている様子です。)

小森陽一氏の『漱石を読みなおす』(ちくま新書)を読みながら茫洋としました。明日の講義のアウトラインを頭に思い浮かべて空想の模擬授業を行いました。今日は研究室に訪ねてくる学生諸君もほとんどなく静かなものです。

午後の2時40分からは文学部運営協議会に参加しました。色々の議題が並んでいて大変に時間の掛かる会議です。今日は四時間五分という長丁場でした。・・・他大学に勤めている友人や先輩から貰った年賀状のことを思い出しました。例外なく「大学での雑務に追われている」と書いてあるのです。18歳人口の減少で「大学全入時代」が語られる今、大学という場そのものが大変な変化を被っているらしいのです。

同じ会議に出ていたK先生の話では「土曜日、日曜日も大学に出てきていますよ。4月から家で一日過ごしたのは2、3日しかありませんよ」と言うのですね。色々と考えさせられてしまいました。