N君に合流して「子規庵」に移動しました。

takuzemi2008-05-25

朝は居間の空間を確保して作業に取り掛かりました。木曜日の「文学」やら水曜日の「英語研究基礎演習」やらの講義や授業の仕込みを片付けねばなりません。ぽちぽち必要なファイルを更新する方が得策のような気がします。

午後は鴬谷の改札で京都から学会で上京したN君に合流して「子規庵」に移動しました。小さな空間ですが、緑が一杯で「深呼吸が出来る場所」という感じがします。何度か来たことのある場所ですが、季節が変わると風景も一変します。子規の机が向かって左側の部屋にあります。カリエスで左の足が曲がらなくなった子規が、机の一部を切り取って足が入るように加工した様子が分かります。・・・館内の畳の敷き詰めてある風景を楽しんでから庭の緑を楽しみました。売店で子規庵の風景を映した葉書を何枚か買って外に出ました。なかなかのトポスです。・・・庭に出でみたら、子規庵を訪問した人々の「投句」が展示してあります。なかなか面白いものがあります。これはお子さんの作品でしょうか、なかなか面白いものがありました。「しきあんにねっころがってへちまみる」と言うのですね。雰囲気が出ています。

子規庵を見学してから谷中の墓地に移動しました。墓地を散策してから「朝倉彫塑館」を覗いてみました。残念ながら一番素敵な和室の一角が修復中で見られません。これは以前の彫塑館を知っている者には物足りない状況です。彫塑館を出てから「谷中銀座」を散策しました。「よみせ通り」ではイベントが行われていて「チンドン屋」さんが楽しげで悲しげなメロディーを奏でていました。ディズニーの「ミッキーマウス」の曲もありました。(写真は朝倉彫塑館の窓から見た中庭の様子です。緑が色濃くて嬉しくなります。)