ワーグナーを聴いてみたくなり『ヴァルキューレ』を借りました。

takuzemi2008-06-08

朝は木曜日の「文学」のハンドアウトを少々考えました。今週は佐藤泉氏の『漱石 片付かない<近代>』(NHKライブラリー)の中の『彼岸過迄』についての記述を要約して紹介しようかと思っています。大学の図書館で借りてきた本ですので書き込みが出来ません。コピーに蛍光ペンでマークしながら要点を切り出すようにしています。自分の考えを書き込むのにも便利です。ハンドアウトの完成までまだ数日掛かりそうです。
先週の水曜日の1限に配布してしまった「恥ずかしい誤字・脱字だらけのハンドアウト」を修正しました。再配布も面倒です。そのうちに資料をまとめて大学のネットワークドライブに置くことも検討しています。
大学の「自己点検評価報告書」から数ページのコピーをスキャナーで読み取りました。6月21日に上智大学で行われる予定の「FD会議」に提出する資料作りの作業です。こちらも提出期限が迫っているので気が気ではありません。
気分転換に今朝も別所沼までランニングに出掛けました。今日も順調に6000mほど走りました。立原道造のヒヤシンスハウス(風信子荘)に寄ってみたらボランティアの方が資料集を見せてくれました。透明のクリアファイルの中に生前、使われることのなかった名刺がありました。「立原道造 埼玉縣浦和市外六辻村別所ヒアシンスハウス」と読み取れます。帰路の花と緑の散歩道はアジサイの花でいっぱいになっていました。
午後は浦和の「さいたま市立中央図書館」まで出掛けました。新築のPARCOの8階にある広々とした図書館は市民の人気のスポットとなっています。大きな窓ガラスから光がさんさんと差し込む環境で、若い人にも年配の人にも好まれています。残念ながら成人向きの「書斎」は満席でした。自由閲覧席をかろうじて一つ確保して少々仕事を片づけました。漱石についてのブレーンストーミングなども楽しみました。(ブレーンストーミングと言っても不要になったA4の紙の裏側に落書きをするだけの話です。)・・・ワーグナーを聴いてみたくなり『ヴァルキューレ』を借りました。漱石の『夢十夜』と『坊ちゃん』の朗読も借りて帰路に着きました。(写真はヒヤシンスハウスで見せてもらった立原道造の名刺です。)