5限のゼミでもなぜか『小さな王子』です。

午後は3限の時間帯が空き時間となっています。ゼミの副教材を用意したり、手書きのアイデアノートを打ち直してデジタル化したりと、いくつかの仕事を片付けました。短いファイルはザウルスのメモを利用して打ち込み、長めのファイルはLet's noteに親指シフトのキーボードを接続して打ち込むという風に使い分けています。このところA4の30穴のルーズリーフをアイデアノートとして利用しているのですが、毎日着実にデータが増え続けています。
4限はIさんと『星の王子さま』をフランス語で読みました。サンテグジュペリのこの傑作は読めば読むほど細部の完璧さに感心させられます。散文の中に埋め込まれたリフレーンの効果や象徴語の効果が、巧みに読者を「小さな王子」の世界へと誘ってくれることが分かります。
5限のゼミでもなぜか『小さな王子』です。今日はマリーズ・ブリュモンのテクストは脇に置いておき、野崎歓氏の訳書を使って、1章と2章の輪読を楽しみました。さまざまな対立軸やキーワードをいかに上手に発見するかが、テクストを解読するための基本となりますね。(^_^;;