調(つき)神社まで初詣に出掛けることにしました。

takuzemi2010-01-01

7時前にベランダの向こうに日が射しました。2010年の元旦の初日の出です。しばらく家人と二人で並んで日の光りに見取れました。
朝のニュースに続いて放映されたNHKの「自然百景」は素晴らしい映像でした。とりわけ秋の景色が美しく、ナナカマド、チングルマ、ブナなどの紅葉を楽しみました。ヤマゲラアキアカネなどの至近距離からの表情も面白いものでした。
夏目漱石を読み直したくなりました。本棚の文庫本の中から私の手が選び取ったのは『こころ』でした。何度も繰り返して読んでいる本ですが、改めて冒頭から読み出してみると、面白さにぐいぐいと引き込まれてしまいます。「上 先生と私」を読み上げて一休みしました。
家人が実家に里帰りするので、私は一日、自由行動となりました。調(つき)神社まで初詣に出掛けることにしました。武蔵浦和の駅前から医王寺の方向に歩き、白幡の住宅街を抜けて、中仙道に出ました。岸町公民館前の交差点から先は参詣客が多いために交通規制が行われています。自動車は通れません。
ウサギの狛犬(?)の並ぶ門をくぐって境内に入ると参詣客が順番を待つ長い列が出来ています。私も列に並んで、15分ほど待たされました。今年が良い一年になるように祈ってから、境内に沢山並んだ屋台のお店を見物して回りました。