アラゴンの初期作品集『放縦』を読んで過ごしました。

 朝の起き抜けの時間には、昨日分のブログの更新を済ませました。それから、原稿の下書き少々を「原稿クリエーター」でプリントアウトしました。最後に、4年前に書き掛けて挫折したアラゴンの「コラージュ」という作品に付いての未完成論文もプリントアウトしておきました。『冒頭の一句』を読む上で、参考になるところがあるかも知れないからです。
 研究室で仕事を片付ける予定です。8時45分には家を出て、大学に向かいました。今日も猛烈な暑さです。3号館のエレベーターで学部長のI先生にお会いしました。「暑いですね」が双方からの挨拶になってしまいます。先生も色々とお仕事がありそうな様子です。
 午前中は研究室でアラゴンの初期作品集『放縦』(Le Libertinage)の中の小品を二つ三つ読んで過ごしました。いずれも『冒頭の一句』の中でアラゴンの小説作法の具体例の例示のために引用されている作品です。<<どこか他のところ>>へ、<<もっと遠く>>へという衝動が書き込まれていると感じました。
 今週は学生食堂が開店しているということです。早目の時間に出掛けてみました。蕎麦でも食べようと思っていたのですが、めん類はまだお休みです。A定食のご飯抜きを食べておきました。外はまだまだ大変な暑さです。キャンパスには学生諸君の姿もまばらです。学生食堂の二階では音楽系のクラブが練習をしているらしく、時折り大きな音が聴こえてきます。