「DOSマシン? それ損しますど。」という回文を作ったこともあります。

takuzemi2012-07-16

 インターネットが流行する以前に「パソコン通信」というものがありました。私はニフティーサーブというパソコン通信のサービスを利用していました。IBMのThink Pad 220のユーザーグループのフォーラムやヒューレット・パッカードHP200LXのユーザーグループのフォーラムが盛り上がっていたのを想いだします。会員の書き込みは文字だけですから、チャットのようなものですね。フォーラムの中もいくつかの分野に細分化されていたように記憶しています。仲間たちとのやり取りを楽しむ社交の場もありました。技術的な情報を求める場もありました。Think PadもHP200LXもDOSマシンですから、AUTOEXEC.BATやCONFIG.SYSといったOSを調整するためのファイルを自分で記述しなければならないのですね。その方法を教えてもらえる貴重な空間がニフティーサーブにあったのですね。(「DOSマシン? それ損しますど。」という回文を作ったこともあります。)
 マッキントッシュに夢中になっていた一時期がありました。マックの雑誌を毎月買い漁っていました。そのうちにユーザーグループの集まりにも参加するようになったのです。TMUG(Tokyo Macintosh User Group)はお茶の水のキャノンのショップの二階の会議室を借りて開催していたように記憶しています。当時はすでにHP200LXの人気が出ていました。グループの中の数人がHP200LXを持って参加しているのですね。HP200LXをまだ持っていなかった私は欲しくて堪らなくなったものでした。このユーザーグループに参加することで「ハイパーカード」などの面白いソフトの使い方を教えてもらったのも懐かしい想い出です。