ゼミでは『『星の王子さま』を学ぶ人のために』を輪読しました。

 午後は研究室で紀要論文を一本読み上げました。メモを取りながら精読していくので一時間ほども掛かったでしょうか。結果は「採択」ということになりました。査読結果も何とか書き上げておきました。手書きだと誰が査読したかが分かってしまう恐れがあります。自宅にメールで送られてきたワードのファイルに書き込んで図書館のスタッフに送り返そうと思っています。
 来週火曜日の演劇論の教材研究を済ませました。シェイクスピアの四大悲劇『ハムレット』『オセロー』『リア王』『マクベス』に付いて語る予定です。粗筋はハンドアウトに書き込まれています。シェイクスピアユダヤ人説などを紹介しながら、異化の視点に付いても触れようかと思っています。4年前にロンドン滞在中に何度も見に行ったジョン・エバレット・ミレーの描く「オフェーリア」に付いても学生諸君に語ってみたいと思っているところです。
 メールをチェックしていたら多文化理解コース山本ゼミの1期生のあべちゃんから飲み会のお誘いが来ていました。この1期生の諸君は福島県出身のほりいけさんなどバイタリティーに満ちたメンバーが多くてゼミも大いに盛り上がったことを懐かしく思い出しました。
 5限の3年生のゼミでは『『星の王子さま』を学ぶ人のために』を輪読しました。今日はメタファー、成長小説、特異な子どもとしての王子などのテーマを巡って考えました。最後にゼミ生の諸君に近況に付いて書いてもらってゼミをお開きにしました。