*まことにシャーマンのような女性歌手は実在するものなのですね。

.20140111午前
 1月11日の土曜日から3連休の予定です。朝の時間は起き抜けにごみを捨てに行くために東側の大型エレベーターの前に移動しました。先日までは東側の窓が工事のために一面に覆われていたのですが、今朝はその覆いが取り払われて東の山々が一望のもとに見通せました。視界が広がるということは本当に嬉しいものです。「知の獲得」のメタファーとしても同じようなことが言えるかも知れません。ゆっくりと新聞に目を通してから、私の論文「ルイ・アラゴンの『ブランシュまたは忘却』を再読する」を改めてプリントアウトしておきました。それから大学時代の友人たちと楽しんでいるメール連句をチェックしました。南船兄が「予備校に通う娘の朝化粧」と付けてきたので、私は「栞挟みて書を閉じる夜」と短句でまとめてみました。それから「ヨーロッパの文学」のレポート提出要領を作成しておきました。来週はサルトルに付いて語る予定ですので、ハンドアウトにコラージュする形でデータを書き込むつもりです。昼前には駅前の須原屋書店まで本を物色しに出掛けました。鎌田東二さんの『歌と宗教 歌うこと。そして祈ること』(ポプラ新書)を買っておきました。冒頭の部分を少しだけ読んでみたら著者が「シャーマニスティックだと思う歌手」のリストが並んでいました。ケイト・ブッシュパティ・スミス戸川純中島みゆき山崎ハコと続きます。何ともマニアックなリストで驚いてしまいました。さっそく戸川純の「レーダーマン」をUtubeで検索して観てみました。ケイト・ブッシュの「ライオンハート」や山崎ハコの「呪い」なども観ておきました。まことにシャーマンのような女性歌手は実在するものなのですね。

.20140111午後
 昼食を済ませてから、DELLのデスクトップを起動しました。ワードのデータになっている「ルイ・アラゴンの『ブランシュまたは忘却』を再読する」をWzエディターのアウトライン形式に変換しておきました。変換すると言っても目次行の冒頭に半角のドット(.)を手作業で付けていくだけの作業です。これも地味な作業ですね。私はこうした地味な仕事は嫌いではないのですが。・・・髪の毛がうっとうしくなってきたので、駅の構内のQB−HOUSEまで出掛けました。相変わらずのことですが店内は客でごった返しをしています。須原屋書店に立ち寄って少々物色しながら時間調整をすることにしました。徳間文庫のコーナーに立ち寄ったら『さすらいアマノン』が出ていました。けれどもアマゾンに注文した後なので買って帰るわけには行きません。そばかすのある美少女エマノンの表紙イラストを楽しんで再びQB−HOUSEに移動しました。今度は待っている客はなく、私が一番となりました。しばらく居眠りをしながら散髪を済ませてもらいました。散髪を済ませてから再び須原屋書店に立ち寄ってみました。加藤俊徳著『脳の強化書』(あさ出版)が目に止まったので買っておきました。帰宅して郵便受けを開けてみたら夕刊と一緒に熊倉千之先生からの年賀状が入っていました。先生は源氏物語の大事な部分に付いての「千年の誤読」を糺す550枚の大著をお書きになったとのこと。本になったら送っていただけるそうで、また勉強が出来そうだと大喜びしているところです。今日は息子もお休みで、机の引き出しを断捨離している最中です。地下の貯蔵室まで何度も往復している姿を見ていると微笑ましく感じてしまいます。断捨離をする間に四谷大塚のテレフォンカードが出てきたりして、私立中学の入試に熱中していた昔の頃を懐かしく思い出したりしました。