車中では梶尾真治著『おもいでエマノン』(徳間文庫)を再読しました。

 8時35分の新習志野行きに乗って移動を開始しました。車中では梶尾真治著『おもいでエマノン』(徳間文庫)を再読しました。大学に着いて、日文の準備室に立ちより国際交流委員長のS先生に第2回文学部国際交流委員会の議事録を手渡してくれるように頼んでおきました。メールの不調で止む無くアナログの媒体となりました。いつものように観たばかりの「ラウル・デュフィ展」の書類を英文科の助手のKさんに手渡しておきました。また個人研究費を使用して消費するつもりです。来週の演劇論と文学のハンドアウトを作成して多文化準備室の助手のMさんに手渡しておきました。教育支援課に移動して明日の「新入生図書館利用ガイダンス」の情報をB!bb'sで流してくれるようにお願いしておきました。
 演劇論は「少年俳優の活躍と変装」と題してお話しました。河合洋一郎先生のテクストです。シェイクスピアの時代には女優という存在は居なくて、女役を演じていたのは少年俳優だったことをお話しました。つまり「異装」ですね。「異装」とは普通とはかわった服装。規定にはずれた服装を意味します。こうした「異装」の力を借りて少年俳優は異なるジェンダー間を乗り越えるのですね。言い換えれば男と女の間を自在に移動するわけです。残り時間は『恋に落ちたシェイクスピア』を観て授業を終えました。
 4限の4年生のゼミでは国分功一郎氏の「贅沢のすすめ」を輪読しました。一見不必要と思われて非難されてしまう贅沢の中にこそ生活の豊かさが有ると言う主張です。ゼミを終えてからルノワールの絵画を紹介するビデオを観て授業を終えました。