うらわ美術館を訪問して「ボンジュール! フランスの絵本たち」を楽しみました。

 午後は昼食を済ませて浦和のパルコに立ち寄りました。少年探偵団シリーズの『鉄人Q』は、『仮面の恐怖王』、『電人M』(いずれもポプラ社)を買い求めました。それからうらわ美術館を訪問して「ボンジュール! フランスの絵本たち」を楽しみました。先ず館内に入るとフランスの地図が有り、パリにはエッフェル塔が立っています。セーヌ川、ロワール川、ガロンヌ川などの大きな川も描かれていて、フランスの地理のお復習いができます。ルドルフ・ヤルーシェクの「ハチの王国」は大きな目玉をしたハチが描かれています。一匹ずつ表情が違うのが個性的だと思いました。家事をしているメスバチの姿も見られて面白かったですね。ベアトリス・アッピアの「水のしずく」の連作は何度見ても飽きることが有りません。擬人化された水のしずくが愛らしいのです。平和な光景だと思いました。村の水車にみずのしずくがまとわりついています。しずくたちはそれを一種の遊びだと考えているらしいと思いました。北浦和埼玉県立近代美術館に移動して常設展を観賞しました。先ずはアリスティド・マイヨールの「イル・ド・フランス」の彫刻が有りました。若々しい女性が胸を突き出している彫像です。若さが強調されているのが好ましいと思いました。オーギュスト・ロダンの「ウスタッシュ・ド・サン=ピエールの頭像」は固い顎鬚を生やした謹厳実直な性格を思わせます。今日もボランティアの案内係に出食わしまして幸運でした。ロダンの「ウスタッシュの頭像」は「カレーの市民」の中の一人に転用されたとのことです。モーリス・ドニに関しても別荘を持ったお金持ちで子供が九人も居たと言われています。案内係の言葉を聞かなければ分からないことだと思いました。