いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は「ゆうびん編」で「静岡県小山町の郵便局のなまえに、ある昔話の主人公がつかわれているよ。だれかな?」と有り、桃太郎か金太郎かではないかと思ったのですが、新聞を開いて答えを探したら、半分だけ当たっていました。解説には「金太郎がうまれた伝説があり、2001年「金太郎郵便局」という名になった。人の名前がついた郵便局では、高知市に「龍馬郵便局」もあるよ。」と分かりやすく解説されていました。それから夏目漱石の『それから』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきます。「代助はその夜九時頃平岡の家を辞した。辞する前、自分の紙入の中にあるものを出して、三千代に渡した。」(中略)「そんな事を」とかえって両手をぴたりと身体に付けてしまった。代助はしかし自分の手を引き込めなかった。「指環を受取るなら、これを受取っても、同じ事でしょう。紙の指環だと思って御貰いなさい。」(中略)「三千代はまだ手を出さなかった。代助は無論出したものを引き込める訳に行かなかった。やむをえず、少し及び腰になって、掌を三千代の胸の側まで持って行った。同時に自分の顔を一尺ばかりの距離に近寄せて、「大丈夫だから、御取んなさい」と確りした低い調子でいった。三千代は顎を襟の中へ埋めてるように後へ引いて、無言のまま右の手を前へ出した。紙幣はその上に落ちた。その時三千代は長い睫毛を二、三度打ち合わした。そうして掌に落ちたものを帯の間に挟んだ。」と有りました。
 どんよりとした曇り空が広がっています。気分が良くないですね。6時50分に家を出て散歩に出掛けました。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指します。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を叩いて合掌をしておきました。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を目指します。駅前の自動販売機で冷たいお茶を買い一口飲んでそのまま散歩を続けます。同じマンションに住むU夫妻にお会いして挨拶を交わしておきました。別所沼に着いたらランニングやウォーキングを楽しむ市民が市民が大勢居ました。いつものように長谷川かな女の句碑「曼珠沙華あつまり丘をうかせけり」を味わってから埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌し別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。風の神エベーカトル・ケッツアルコアトルに挨拶をしておきました。ブランコに乗って空中を浮遊する感覚を楽しみました。帰路は8時近くになり集団登校をする小学生の群れに出会います。自宅に帰って能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。