2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

人間科学部のTさんからいただいたメールです。

なかなかタイミングがなくてメールができなかったのですが、なんと!!私の通っていた高校の校歌は谷川俊太郎さんが作詞をしてくれたものなのです。 あまり校歌を歌う機会はありませんでしたが、とても良い歌詞でした(o^-^o) チョットお知らせしてみました♪昨…

「ロマネスクなもの」とは何か?

午後の1時からは大教室で「文学」の講義です。今日はアラゴンの言う「ロマネスクなもの」(ものがたり的なもの)とは何かという切り口でフィクションの機能について考えました。今までに配布したハンドアウトの落ち穂ひろいという感じで講義を進めました。…

私の大好きな「聖者の行進」です。

昼休みはキャンパスを横切って、13101教室まで「文学」の講義のセッティングに行きました。今日はハンドアウトはすかすかの余白だらけです。代りに今までのハンドアウトのバックナンバーが揃っています。一旦、セッティングを終えて研究室に戻ります。…

翻訳という作業は本当に難しいですね。

今日はランボー読書会です。Fさんとブリュネルの研究書を読み進めています。今日は冒頭で京都の友人の作った俳句をフランス語に訳すという余興を楽しみました。昨日、私が作った試訳をFさんにみせて色々と意見を聞きました。やはり誰か「他の視点」を持っ…

人間科学部臨床心理学科のKさんの感想です。

遅ればせながら、詩のボクシングの感想を送らせていただきます(^-^) ◎詩のボクシングの感想〜 ねじめ正一さんと谷川俊太郎さんの名前は、よく知っていました。特に谷川俊太郎さんの詩は、確か高校や中学の教科書に載っていて、よく読んだ記憶があります。…

小学校のモットーは「のんき、こんき、げんき」

就職活動を続けている4年のIさんからメールが来ていました。ゼミのある日に限って色々と予定が入ってしまうと書いてあります。「先生のブログは見ています」と書いてあります。就職活動が上手くいかずに焦りを感じている4年生の諸君も少なくないと思いま…

文学理論家ロバート・スコールズの方法とは?

昨日の5限のゼミはテクストの第7章を読みました。面白かったのは石原先生がアメリカの文学理論家ロバート・スコールズの提案している方法を紹介している部分です。論文の書き方が分からない学生に「その時読んでいる小説と同じような構造を持った別の小説…

友人の俳句を板書して、即興でフランス語に訳してみました。

午後はフランス語の授業と多文化のゼミが待っています。早めに大学に移動して授業の準備に取り掛かります。テクストの進度を確認して、ビデオの教材も選んでおきます。午後の1時からはフランス語1の授業です。ときどき授業の冒頭で学生諸君に「雑情報」を…

このところ漱石の作品に夢中です。色々読んでいます。

午前中は自宅で読書をして過ごしました。漱石の『虞美人草』、『漱石作品論集成【第三巻】虞美人草・野分・坑夫』(桜楓社)などをつまみ食いしました。合間を縫って三島由紀夫の『サド侯爵夫人』をハードディスクからDVDにダビングしました。(先日、N…

【ねじめ正一さん〜言葉の力、詩の力】(日分1年のU君)

番組の中で、ねじめ正一さんが読んだ谷川俊太郎さんの『二十億光年の孤独』が、前回の詩のボクシングで読んだ詩よりも好きです。 最後の「僕は思わずくしゃみをした」で締めた所が、この詩を作り上げたような気がしました。 最後のくしゃみが、孤独を表して…

更生施設のM園を訪問しました。

雨の中を知的障害者更生施設のM園までお礼かたがた訪問しました。M園は文教大学から徒歩で35分ほどの田園地帯にあります。私は車を運転しないので徒歩での移動です。梅雨の雨の中を片手で傘をさして移動ですので、たちまち汗だくになってしまいます。国…

「一番好きなのは『坑夫』だ」とカフカ君が言う?

午後はM君と二人で「ベケット読書会」の例会です。今日もベケットの研究書を読み進めていきます。ときどき脱線して、最近読んだ本とベケットの作品とを比較したくなります。漱石の『坑夫』なども、アラゴンが言うところの「異常な小説」(通常の整合性を逸…

夏目漱石の『坑夫』(新潮文庫)を読了しました。

実は私はこの作品を読むのは今回が初めてです。ストーリーは新潮文庫のカバー裏によると「恋愛事件のために家を出奔した主人公は周旋屋に誘われるまま坑夫になる決心をし、赤毛布(あかげっと)や小僧の飛び入りする奇妙な道中を続けた末銅山に辿り着く。飯…

今朝も別所沼公園を走りました。

別所沼公園でランニングを楽しむようになってから、もうすぐ二年が経ちます。二年前の能率手帳を開いてみると、真面目に走った距離が書き込んであって、我ながら自分のけなげさに可愛くなります。今朝は余り湿気も感じられず、思いの外、楽なランでした。軽…