2013-11-27から1日間の記事一覧

懐かしいRadioscopieのカセットがいくつも出てきました。

会議を待つ空き時間には研究室で河村民部氏の『漱石を比較文学的に読む』(近代文芸社)を拾い読みしました。冒頭の1章は「漱石『虞美人草』に於けるイメジャリーの世界」と題されています。『虞美人草』の主人公・藤尾がクレオパトラに重ねられ、紫色の衣…

外山滋比古さんのエッセイには良質のユーモアが感じられます。

昨日の4限の4年生のゼミでは外山滋比古さんの『思考の整理学』(ちくま文庫)に収められた2篇のエッセイを読みました。「朝飯前」と「醗酵」の二つです。外山さんのエッセイには良質のユーモアが感じられます。例えば次のような部分に、それが強く感じら…