朝方はテレビのスィッチを切って、家人と二人で宮崎駿監督の『風立ちぬ』を観ました。冒頭からポール・ヴァレリーの「風立ちぬ、いざ生きめやも」の一句が飛び込んできます。少年の堀越二郎が夢の中で小さな飛行機に乗り込みます。背景には日本の国土の美し…
否定的な感情が書き込まれているテクストに付いて考えてみました。喪失感とか無力感とか、マイナスの感情が書き込まれているテクストは無数に存在します。初期のアラゴンの詩や散文は否定的な感情のオンパレードでした。例えばアラゴンの「廃墟に叫ぶ歌」の…
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