Fさんとの「ランボー読書会」の予定が待っています。

takuzemi2013-05-17

 2限にはFさんとの「ランボー読書会」の予定が待っています。連休や小学校訪問などの予定が入ったので4週間ぶりの読書会ということになります。今日もランボー研究者ブリュネルのテクストを一文ずつ読み進めていきました。前半は難しいところが多くて難儀するところが多かったのですが、後半は調子が上がってきたのでしょうか、かなりすらすらと読むことができました。
 今日も「学びのポートフォリオ」の関連で昼休みに学生を呼び出しています。学生食堂に行くことができないので助手のMさんに「とんきん亭」の弁当を頼んであります。今日のお弁当はなかなかの味でした。夏みかんのサラダが美味しかったですね。酸味が利いていてなかなかでした。魚や肉も美味しかった。ついついご飯を食べ過ぎてしまうのが困りものでした。呼び出していた学生が一人も現れないのにはもっと困ってしまいました。
 午後の1時過ぎには研究室のスチール机のメインの引き出しをペーパーチェイスしました。中にはずいぶん前にパリまで調査旅行に出掛けた時の申請書や友人たちからの手紙がぞくぞくと出てきます。ついつい目を止めて読み出してしまうときりがありません。けれども、お蔭で昔の時を思い出すタイムトリップの時間を持つことができました。かなりの量の不用品はそのまま大学のごみ箱に捨てておきました。ペーパーチェイスはまた思い立った時に実行するつもりです。

ゼミでは『『星の王子さま』を学ぶ人のために』を輪読しました。

 午後は研究室で紀要論文を一本読み上げました。メモを取りながら精読していくので一時間ほども掛かったでしょうか。結果は「採択」ということになりました。査読結果も何とか書き上げておきました。手書きだと誰が査読したかが分かってしまう恐れがあります。自宅にメールで送られてきたワードのファイルに書き込んで図書館のスタッフに送り返そうと思っています。
 来週火曜日の演劇論の教材研究を済ませました。シェイクスピアの四大悲劇『ハムレット』『オセロー』『リア王』『マクベス』に付いて語る予定です。粗筋はハンドアウトに書き込まれています。シェイクスピアユダヤ人説などを紹介しながら、異化の視点に付いても触れようかと思っています。4年前にロンドン滞在中に何度も見に行ったジョン・エバレット・ミレーの描く「オフェーリア」に付いても学生諸君に語ってみたいと思っているところです。
 メールをチェックしていたら多文化理解コース山本ゼミの1期生のあべちゃんから飲み会のお誘いが来ていました。この1期生の諸君は福島県出身のほりいけさんなどバイタリティーに満ちたメンバーが多くてゼミも大いに盛り上がったことを懐かしく思い出しました。
 5限の3年生のゼミでは『『星の王子さま』を学ぶ人のために』を輪読しました。今日はメタファー、成長小説、特異な子どもとしての王子などのテーマを巡って考えました。最後にゼミ生の諸君に近況に付いて書いてもらってゼミをお開きにしました。