折しも運動会の最中でアナウンスや音楽が賑やかです。

takuzemi2013-05-25

 春日部市立宮川小学校の場所が判然としません。現地まで出掛けて場所を確認してくることにしました。能率手帳デジタルカメラ、そして現地の地図のコピーをクリアファイルに入れて手提げに詰め込みました。9時7分の埼京線の快速で大宮に出て、東武野田線に乗り込みました。豊春駅で下車して改札を出ました。スーパー「マルサ」と「マルエツ」を越えて住宅街を歩きました。住宅街が尽きるあたりから広大な原っぱが広がっています。空気の美味しさをたっぷりと吸い込みました。土手伝いに行くと小さな公園があります。ここで右折して橋を渡ると宮川小学校はすぐ近くでした。折しも運動会の最中でアナウンスや音楽が賑やかです。小学校の運動会の風景をデジタルカメラに収めてから帰路に着きました。もう道に迷うということもありません。すでに見知った風景の中を歩いている自分を見出しました。豊春から大宮に出て埼京線の各駅停車で武蔵浦和に戻りました。駅前の須原屋書店に立ち寄って「芸術新潮6月号 夏目漱石の眼」を探してみたのですが見当たりません。新聞の三八(三やつ)広告には「一部地域で発売日が異なります」とあります。埼玉は一部地域のなのかなと考えて諦めることにしました。駅ビルのマーレで今日の昼食を買って帰ることにしました。デミグラスソースたっぷりのハンバーガーを選んでみました。

上野の立ち飲みのお店「たきおか」に移動しました。

 午後は東京国立博物館平成館で開催されている「大神社展」を見に行くことにしました。まだ快速が来るまで間があると思って駅前の須原屋書店に立ち寄りました。佐々木中の新作『夜を吸って夜より昏い』(河出書房新社)が出ていました。さっそく買い求めて駅に移動しました。何と快速はすでに出てしまっていました。車中では『夜を吸って夜より昏い』を読み進めました。
 「大神社展」は思いの外大混雑でした。観客が詰めかけていて展示が良く見えないほどです。所々空いている場所もあります。数々の仏像は細部に至る表情まで記憶に刻むことができました。展覧会の会場が異界なのでしょうか。会場の外に出ると磁場が変化してしまったような感覚に襲われました。空が黒く感じられるような感覚に捕らわれました。
 「大神社展」を楽しんでから上野の立ち飲みのお店「たきおか」に移動しました。先ずは生ビールを頂いて、鮪の刺身やモツの煮込みに舌鼓を打ちます。2杯目は芋の焼酎のお湯割りを頂いて、鰹の刺身も頂いてしまいました。最後には角のハイボールも頂いてしまいました。キスの天麩羅が美味しくて感動しました。店を出て上野の路地を歩くと庶民のエネルギーのテンションの高さが感じられました。
 上野駅構内の明正堂書店に立ち寄りました。ここで「芸術新潮6月号 夏目漱石の眼」を見つけました。さっそく買い求めて帰りの京浜東北線に乗りました。車中では漱石が愛した西洋絵画の数々を目にすることができました。今日もなかなか楽しい一日を過ごすことができました。(写真は「たきおか」です。美味しい肴が低価格で味わうことができます。)