「一人っ子」の夢想から物語が生まれた?

三谷幸喜さんのお話を数日前のテレビで聞きました。古畑任三郎などの傑作を書いた売れっ子のシナリオライター=劇作家です。子供の頃から運動音痴で「人生の基本であるキャッチボールができない」と言います。廊下などの狭いところで人とすれ違う時にも「相手が避けると、同じ方向に避けてしまう」だめな人間だとも言います。自分は「書くことしかできない人間」だとも言います。
その三谷さんの幼少時は「一人っ子」の日々だったそうです。GIジョーやリカちゃん人形を登場人物にして物語を作って遊んでいたと言います。幼い頃から物語を作る訓練を繰り返していたのですね。(作家の頭の中に無数の可能性としてのキャラクター=人格が生み出されていく様子を想像すると不思議な気分になってしまいます。)