遠い昔の学生諸君を思い出します。

体力的にも限界を感じて、３０年ほども続けた拓殖大学の非常勤講師を、この春に辞めました。色々な人に出会えた３０年でもありました。今日は何人かの学生諸君の思い出を書いてみましょう。先ずは私に「ヘヴィメタル」を教えてくれたＩ君です。一関の出身でご当地の有名なジャズ喫茶ベイシーに通い詰めていた少年でした。そのＩ君から勧めてもらったのは当時流行り始めていた早弾きのギタリストのイングヴェイ・マルムスティーン(YNGWIE MALMSTEEN)でした。テスラの「ファイヴ・マン・アクースティカル・ジャム」(TESLA : FIVE MAN ACOUSTICAL JAM)も彼に教えてもらいました。今だにお気に入りの一枚です。
良く同級の女子学生から振られていたのはＨ君でした。西武球場のハウンドドッグ・コンサートのチケットを二枚用意して彼女を誘ったのに見事に今回も振られました。それで「やまもと先生、一緒に行こうよ」となったのです。（ちゃっかり代金は払わされました。(^_^;;）大友康平のボーカルは絶好調で、バックも最高の盛り上がりでした。けれども突然の豪雨に見舞われました。花火の暴発等のトラブルもあり「伝説のコンサート」となりました。（コンサートから帰る西武球場発の電車はずぶ濡れの若者たちのすしづめで、さながら蒸し風呂状態だったのを思い出します。）これもずいぶん昔の話となりました。